割高だがおすすめ!ライオン【4912】の今後の株価を分析
- 2020/8/27
- 日本株分析
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はライオン【4912】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
ライオンとはどんな会社?
ライオンは歯磨きや洗剤など家庭用品の製造および販売を行っています。
また同社は医薬品や食品調味料、界面活性剤などの工業用化学品も製造しています。主にアジア市場に販売しています。
以下はWikipediaより引用
事業分野的に花王が最大の競争相手企業になる。
競合するほとんどの商品シェアは花王に次ぐ第2位であるが、創業品目の歯磨きは現在でもトップシェアを誇る。商品開発力はかなり高く、1966年(昭和41年)に発売されたローションタイプの台所用洗剤「ママレモン」が、台所用洗剤の代名詞としてあまりにも有名な存在である。
日本で知らない人はいないくらいの超有名企業ですね。
そんなライオン、現在の社員数は6,895人です。
現在の株価は?
現在の株価は2,257円前後です。
取引単位は100株なので、22万円程度でライオンの株を所有することが可能です。
20万円前後で購入できる日本株なので普通ですね。
ライオンのPER(株価収益率)は、現在31.9倍です。
そこそこの高PERですね。比較的割高です。
配当利回りは、0.97%です。
配当、ほとんどありませんね。
ライオンの株主優待はこちらをご覧下さい。
ライオン製品詰め合わせがもらえるんですね。
これが届けば奥さんに日本株投資していることをドヤ顔できます。
ライオンの長期チャート
直近になって株価大きく上げています。
ここ数年、ものすごい上げっぷりですね。
ここまで上げると反落も少し怖いです。
直近の1年間のチャート
コロナで下げたのですが、すぐに反発。
下落前の水準をあっさりと超え、その後大きく上昇しました。
ただ、直近は大きく反落しています。
ライオンの売上高は?
緩やかですが右肩上がりでした。FY2017は、売上4,000億円を超えました。
ただ、FY2018からガクッと落ち込んでいます。
ライオンのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
直近FY2019は少しガクッと下げていますが、全体的には比較的キレイな右肩上がりです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらはいいですね。
キレイな右肩上がりです。
ROE(株主資本利益率)の推移
直近のROEは9.86%です。
合格ライン10%ボーダー近くですね。
いい感じです。
また、過去を見ても日本株の中では高ROEを叩き出しています。
最後に流動比率は1.63倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ライオンの今後をまとめると
配当少なく、PERも比較的割高でしたが、各数字の伸びはかなり優秀でした。
ROEも高いですし。
間違いなく、優良企業です。
ライオン、こんなに素晴らしい会社だったんですね。
勉強になりました。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)