マーク・ザッカーバーグが認めた!話題の学校「AltSchool(オルトスクール)」とは?
- 2015/9/17
- テクノロジー

はじめまして。
都内でベンチャー支援・大企業のイノベーションコンサルティング・起業家教育を仕事にしている、イノプロです。
このシェアブログでは、国内外のベンチャー・イノベーション・起業家教育に関する話題を取り上げていきます!
米国で話題のスクール「AltSchool(オルトスクール)」とは?
今日は、米国で話題の次世代スクール「AltSchool」を取り上げたいと思います。
「AltSchool」は2013年に元GoogleのMax Ventillaによって設立された営利団体で、現在サンフランシスコやNY周辺にスクールを4校展開しています。
今年5月に、Founders Fundやあのファイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ等から1億ドルの投資を受けたことでも話題になりました。
AltSchool(オルトスクール)はカリキュラムは自分で決める
AltSchoolの特徴は、テクノロジー企業であると同時に、リアルなスクールを4校運営し独特な教育を実践している点。
スクール1校には3-14歳の多様な年代の生徒が80-150人在籍。
生徒は他年代が混ざった少人数のクラスで活動します。
学校に来ると、生徒は自分のタブレット上の「プレイリスト」に参加したい活動を登録。
学校がカリキュラムを決めるのではなく、自分の好きな活動に主体的に取り組むことができます。
「地域を探索するフィールドワーク」「3Dモデリングソフトウェアを使ったデザイン」など、生徒の好奇心を刺激する多様な活動が用意されています。
すべての教室には死角なくカメラが備え付けられ、あらゆる活動が記録されます。おそらく生徒・教師の評価や運営システムの改善も記録映像をもとに実施されます。
学費はまだまだ高いが今後に期待
学費は年間20000ドルとまだ高いですが、今後データを蓄積し運営システムを効率化することで、安くしていくようです。
これからの社会、製品や事業のライフサイクルはどんどん短縮化していくと言われています。
多様な強みを持つ個人がICTを使って協働し、プロジェクトベースで新しい価値を生み出す。
AltSchoolはそのように働く人材を育てられるのか、注目したいと思います。