富士通【6702】の今後の株価の見通しを分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は富士通【6702】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

富士通とはどんな会社?

富士通は、半導体、コンピューター、通信装置などを製造しています。総括的な情報技術ならびにネットワーク・テレコミュニケーションソリューション、インターネットサービスも提供しています。

以下はWikipediaより引用

富士通株式会社(ふじつう、英: Fujitsu Limited)は、日本の総合エレクトロニクスメーカーであり、総合ITベンダーでもある。ITサービス国内首位、世界上位。大手電機8社の一角(日立製作所、東芝、三菱電機、パナソニック、ソニー、シャープ、富士通、NEC)。通信システム、情報処理システムおよび電子デバイスの製造・販売ならびにそれらに関するサービスの提供を行っている。

理化学研究所と共同開発したスーパーコンピュータ「京(けい)」が、計算速度のランキングで世界首位を獲得(2011年時点)。また「非接触型 手のひら静脈認証」などの世界初の商品を開発し、第17回 顧客満足度調査(調査:日経コンピュータ)のハードウェア分野において8部門中6部門で首位を獲得するなど高い商品力を誇る。

グローバル(世界100ヶ国以上)にビジネスを展開し、約16万人の連結従業員と3246億円を超える資本金を擁し、売上高4兆7000億円を超える大手企業である(2015年時点)。環境保全に積極的であり、世界有数のICT専門誌『Computerworld』の‘グリーンIT ベンダートップ12社’(IT機器における省エネと電力を節約してCO2排出を減少させる技術の利用において最も優れているITベンダーのランキング)で、2年連続で世界首位を獲得(2011年時点)。
国内のIT業界・就職人気企業ランキングのメーカー部門で首位、総合部門で第2位にランクインするなど高い人気を誇っている(2011年時点)。また、これまでの人生において何らかの高い実績を上げた人が対象である『Challenge & Innovation採用』(新卒採用)を2010年度に新設した。その採用ではラクロスやシンクロナイズドスイミングの日本代表選手、俳句や囲碁で学生日本一になった者、また現役で公認会計士試験に合格した者や国際的なビジネスコンテストで優勝を果たした者など、幅広い層の人材を獲得することに成功している。
9人制バレーボール男子部は、全国タイトル計35回(歴代最多、都市対抗4回・全日本実業団9回・国体8回・全日本総合8回・桜田記念6回)を誇る強豪と知られる。

そんな富士通、社長は田中達也氏。
現在の社員数は140,365人です。

現在の株価は?

現在の株価は728円前後です。
取引単位は1,000株なので、72万円程度で富士通の株を所有することが可能です。

72万円は高いですね。
これでは気軽に買うことができません。
いまだに1,000株のところもめずらしいですね。そのうち単元が100株になると思うのでそうすればもっと気軽に買うことができますね。

富士通のPER(株価収益率)は、現在9.22倍です。
10倍割っています。かなりの割安水準ですね。

配当利回りは、2.06%です。
日本株の中ではそこそこ配当がある方です。

過去の長期のチャート

 

上場来最高値は1999年で4,660円です。
ITバブルの頃ですね。多くのIT企業がこの時株価異様な最高値を付けました。
その後は1000円以下をうろうろする低空飛行を続けています。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

2018年の2月に急落しましたが、その後数ヶ月で徐々に回復基調にあります。

富士通の売上高は?

 

うーん、横ばい。
右肩上がりではありません。

富士通のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

うーん、こちらもなんともいえない形をしています。
キレイな右肩上がりではありませんね。

長期投資の理想とするところではありません。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらも悪くはありませんが、ものすごくよいというわけでもありません。

FY2014からは比較的堅調です。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近17.2%です。

意外(失礼!)ですが、かなりの高ROEです。
いいですね。

最後に、流動比率は1.41倍。
こちらもしっかり1倍を超えているので合格です。

富士通の今後をまとめると

うーん、売上・EPS・BPSの伸びが足りないです。

ただ、低PERと高ROEは高評価です。
日本を代表する大企業です。個人的にも頑張って欲しいです。

ただ、個人的にすごく欲しいとまでは思いませんでした。

気になる方は四季報などでチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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