絶好調の日本株!ベイカレント・コンサルティング(6532)の株価を分析

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずベイカレント・コンサルティングについて説明していきます。

1 ベイカレント・コンサルティングについて

(1)日系最大級の総合コンサル会社

ベイカレント・コンサルティングは、日系最大級の総合コンサル会社です。

経営やITに強いコンサルタントをそろえ、IT技術を用いた経営戦略・ビジネスプロセスのコンサルティングを中核とし、ITコンサルティングやシステムインテグレーションも手がけています。

なんか、名前がかっこいいですね。外資みたいな名前ですね。

1998年に藤沢市に設立されたピーシーワークスが起源で、2006年から現名称。
2014年にバイロンHDが吸収合併し事業を全面継承、ベイカレントの名称を残す格好で現体制に。

(2)「現場主義」を標榜

顧客層は、保険や証券など金融機関向け主力から、経営のデジタル化が強く意識されるのに伴い全産業へ広がっています。
「現場主義」を標榜し優秀なコンサルタントの獲得、育成に注力しています。

平均年収は1,101万円です(平均年齢32.9歳)。

(3)時価総額5,695億円

そして、時価総額は5695億円です。

時価総額ランクだと、Aランクです。
日本の上場企業でも上位ランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 36,650円

株価は36,650円です。
100株単位で売買できるので、3,665,000円から投資をすることが可能です。
かなり投資資金が必要ですね。
いわゆる値がさ株というやつです。

・PER(株価収益率)46.68倍
次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは46.68倍です。
どちらかといえば割高ですね。

・配当利回り 0.51%

そして、配当利回り。
こちらは0.51%です。
ほとんど配当はありませんね。

・流動比率 2.14倍

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は2.14倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2016年の9月です。

すごいですね!
上場以来、しっかりとした上昇トレンドを描けています。
かなり勢いがありますね。

まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

次に、短期チャートを見ていきましょう。

過去1年間のチャートです。

こちらもキレイな上昇トレンドを描いています。
25MAと75MAが期間中一度も交わっていません。
かなり勢いのある上昇トレンドということがわかります。
すごいですね。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、ベイカレント・コンサルティングの決算月は2月となっています。

そして、会計基準が2018年度からIFRSに変わっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
素晴らしいです。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらもいいですね。
右肩上がりです。
とくに直近の勢いがすごいですね。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもしっかり右肩上がりです。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、26.39%です。
つまり、年間26.39%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
合格ラインをしっかり超えています。
ROEも右肩上がりで伸びてきており、直近のROEは30%を超えています。
すごすぎですね。
ROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は65.3%です。

8. まとめ

・各数字の伸びは申し分ない

では、ベイカレント・コンサルティングを総合的にまとめましょう!

各数字の伸びがすごく良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

・割高だが、間違いなく優秀な企業

PERは高いですが、それを払拭させるくらいの良い数字でした。

個人的にも気になります。
ここまで勢いのある日本株を見つけただけでもなぜかうれしくなります。
今後も頑張ってほしいですね。
応援しています。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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