気になるアメリカ株を分析・予測するコーナー。
10年、20年と長期投資派の観点で企業を様々な角度から分析していきます。
そして、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はウォルト・ディズニー(DIS)の株価を分析。そして今後を予想していきます。
ウォルト・ディズニーとはどんな会社?
ウォルト・ディズニー(The Walt Disney Company)はエンターテインメント会社。
メディアネットワークをはじめ、スタジオ・エンターテインメント、テーマパークリゾート、インタラクティブメディアおよび消費者向け商品などの事業を手がけています。
映画・テレビ番組・レコーディング商品の製作をはじめ、書籍・雑誌の発行にも従事しています。
あのネズミはもはや説明不要の世界一有名なキャラクターですね。
ちなみに、オリエンタルランドはウォルト・ディズニーとライセンス契約により東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)を中心とする東京ディズニーリゾート(TDR)を経営・運営する事業持株会社の基幹企業です。
本丸を抑えたいのなら、このウォルト・ディズニーに投資をする必要があります。
そんなウォルト・ディズニーの株価は?
現在105.75ドル前後です。
PERは18.29倍。
割安ではないですが、ディズニーの人気を考えると結構良いレベル感だと思います。
配当利回りは1.48%。
こちらはそんなにありません。
ディズニーの長期チャート
見るとキレイな右肩上がり。
これはとても美しい形をしています。
「世界を股にかけ成長し続ける」
こういった企業にアメリカ株投資の醍醐味があると考えます。
直近3年間のチャート
何度か谷を作りながらも回復しています。
直近結構下げています。
押し目を買いたい人にはいいチャンスかもしれません。
ウォルト・ディズニーの売上高は?
キレイな右肩上がりです。素晴らしいです。
合格。
次にEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらもキレイな右肩上がりです。
エクセレントです!
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらもキレイに右肩上がり。
お手本のようなすばらしさです。
ROEの推移はこちら
こちらも日本株とは比較にならない超優秀な数字です。
直近のROEは21.39%。20%を超えています。すごいですね。
流動比率は1.01倍です。
こちらも1倍を超えているので問題ありません。
セグメント別の売上高・収益はこちら
メディアネットワークが全体の43%を占め、その次がパークアンドリゾートの31%です。
ウォルト・ディズニーの今後をまとめると
どの数値をとっても素晴らしいです。
長期投資をするには理想的ともいえる銘柄ですね。
ウォルト・ディズニーはそのブランド力から消費者独占力も有しています。
配当利回りに低さが気にならないくらい、魅力的な銘柄といえるでしょう。
今のままでも十分欲しいですが、なにかのきっかけもっと下がればさらにいいですね。
真剣に買いたい銘柄の一つです。