日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は小僧寿し(9973)についてです。
小僧寿し(9973)の株主優待の内容
まずは、小僧寿し(9973)の株主優待の内容です。
小僧寿しの株主優待は2018年6月をもって、残念ながら廃止となってしまいました。
小僧寿しの株主優待は、①小僧寿しグループのお店で利用できる100円割引券、②おせち20%割引券、③優待カタログ(5,000株以上)です。
①は、保有株数が500株以上1,000株未満の場合、10,000円相当(100円割引券100枚)。
1,000株以上の場合、20,000円相当(100円割引券200枚)がもらえます。
この優待食事券は、500円分買う毎に1枚利用できます。
実質20%引き券ですね。
②は、保有株数が500株以上1,000株未満の場合、20%割引券1枚。
1,000株以上5,000株未満の場合、20%割引券2枚。
5,000株以上の場合、20%割引券3枚がもらえます。
③は、5,000株以上保有の株主全員がもらえます。
①〜③全て、年に1回、6月末日時点の株主に対して配布されます。
なお、優待の発送は、9月下旬のようです。
よく小僧寿しを利用される方にとっては嬉しい優待ですね。
そもそも小僧寿し(9973)とはどんな会社?
小僧寿しは、東京都品川区に本社を置く、持ち帰り寿司店を展開する企業です。
現在は日本全国に450店舗を展開しています。また、最近では、立ち食い寿司店「鉢巻太助」や、ラーメン店「麺や小僧」なども展開しています。(参考:ウィキペディア)
小僧寿しの株主優待はいくらで購入できる?
現在の小僧寿し(9973)の株価は、23円(2019年10月時点)です。
優待がもらえる500株だと「約2万4千円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、実質、小僧寿しの株を購入するのに必要な手数料140円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約2万4千円の投資で優待食事券が年間10,000円分ですから、優待券利回りはなんと41.7%です。
すごい利回りです。
ただ、先ほども書いたように、実質20%割引券ですから、日頃から頻繁に小僧寿しを利用される方でないと、あまり嬉しくないかもしれません。
具体的に権利日はいつ?
株主優待は、6月末日に株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
具体的に権利日は、2019年6月25日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、6月25日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の6月26日に現渡決済すればOKです。
小僧寿し(9973)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の小僧寿しは魅力的かを見ていきましょう。
小僧寿しの場合、残念ながら配当は無いようです。
最後に小僧寿しの株主優待と配当をまとめてみると
優待利回り41.7%というのはびっくりするほどの高さですが、優待としてもらえる100円割引券は、500円分買う毎に1枚使えるだけなので、実質は20%割引券です。
少なくても年間5万円分小僧寿しを買わなければ、1万円分(100円券100枚)は消費できません。
利回りは高くても、実際はあまりお得とは言えないかもしれません。