日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回はサイバーリンクス(3683)についてです。
サイバーリンクスは、2020年11月13日に、2020年12月末の株主に実施される分を最後に株主優待制度を廃止することを発表しました。
ここでは、2020年12月末までの株主優待の内容をご紹介します。
サイバーリンクス(3683) | |
何がもらえる? | QUOカード(クオカード) |
いつ買えばいい? | 2020年12月28日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約67万円 (100株) |
配当金は? | 2,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 0.45% |
サイバーリンクス (3683)の株主優待の内容
まずは、サイバーリンクス (3683)の株主優待の内容です。
サイバーリンクス (3683)の株主優待は、QUOカード1,000円分です。
保有株数が100株以上の株主全員がもらえます。
年に1回、12月末日時点の株主に配布されます。
優待としてクオカードがもらえるのは使い勝手が良いので助かりますよね。
サイバーリンクス (3683)とはどんな会社?
サイバーリンクスは、流通・官公庁分野に特化したクラウドサービスを提供しています。
「ITクラウド事業」では、食品小売業や官公庁など、市場No.1のポジションを獲得できる分野に的を絞り、当社が長年の事業展開において培ってきた経験・業務ノウハウによって開発した基幹業務システム等を、導入・保守・運用サポートまで幅広く提供しています。
共同利用型(シェア)クラウドサービスで低価格で高機能なサービス提供を実現し、また全国規模でサービス提供できる体制を整えています。
「モバイルネットワーク事業」は、和歌山県内に7店舗のドコモショップを運営する、県内最大のNTTドコモ代理店事業を行っています。
流通分野の伸長と官公庁向け需要の拡大でITクラウド事業において高い成長性を維持しながら、堅調なスマートフォンの販売などをベースにモバイルネットワーク事業で安定収益を確保し、成長事業と安定事業の2本柱をバランスよく展開しています。
(参考:サイバーリンクスホームページ)
サイバーリンクス (3683)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のサイバーリンクス (3683)の株価は、6,670円(2020年11月時点)です。
100株だと「約67万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、サイバーリンクス (3683)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料837円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約67万円の投資で、年間1,000円相当の株主優待がもらえるので、優待利回りは0.15%です。
かなり少ないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年12月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月28日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の12月29日に現渡決済すればOKです。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
サイバーリンクス (3683)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のサイバーリンクス (3683)は魅力的かを見ていきましょう。
サイバーリンクス (3683)の配当利回りは、0.30%です。
100株分、約67万円投資したら→年間2,000円。
500株分、約335万円投資したら→年間10,000円がもらえます。
配当も物足りないですね。
配当の基準日は?
サイバーリンクス (3683)の配当の基準日は12月末日です。
実際の権利確定日は、2020年12月28日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後にサイバーリンクス (3683)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは0.45%です。
かなり少ないですね。
直近で株価がかなり上昇してしまっていて、もはや手が出しづらい株価となってしまいました。
こういった銘柄は、株主優待や配当目当てで投資をするべきではありません。
また、株主優待は2020年12月分を最後に廃止されてしまうので、投資を考えられている方は、それも考慮しておいた方がよさそうです。