気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
では、本日も早速分析していきましょう。
こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。
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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率) →とくに大事
8. まとめ
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では、まずメンバーズについて説明していきます。
1 メンバーズについて
(1)デジタルマーケティング支援
メンバーズは、金融機関、化粧品など大企業向けにデジタルマーケティング支援を行っている会社です。
このようなデジタルビジネス運用支援のことをEMCというそうです。
エンジニア、デザイナー、データアナリストなどからなる専任チームを編成し、顧客のデジタル運用高度化、成果向上を支援しています。
運用領域をスマホアプリなどへ拡大しています。
(2)クリエイター派遣事業も
急成長しているのがインターネット関連企業向けにクリエイターを派遣するデジタル人材事業です。
人材確保が最大のカギで、働き方改革を推進しています。
EMC事業を含め、デジタルクリエイター1万人を構想します。
1995年設立。
(3)時価総額431億円
そして、時価総額は431億円です。
ランクはEランクです。
一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。
2. 株価、利回り、PERなど
では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。
・株価 3,305円
株価は3,305円です。
100株単位で売買できるので、330,500円から投資をすることが可能です。
日本株の中では普通ですね。
・PER(株価収益率)35.96倍
次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは35.96倍です。
30倍を超えています。
どちらかといえば割高ですね。
・配当利回り 0.71%
そして、配当利回り。
こちらは0.71%です。
ほとんど配当はありませんね。
・流動比率 1.91倍
最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。
流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア
なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。
この会社の流動比率は1.91倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。
3. チャートについて
次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。
まずは長期チャートです。
いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
すばらしいです。
この会社、2008年前後、倒産の危機に陥っていたのですが、その頃に買っていれば
株価は100倍以上となっています。
夢がありますね。
現在DXブームもあり、まだまだ成長しそうな勢いを感じます。
次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。
こちらもいいですね。
しっかりと右肩上がりで上昇しています。
直近は少し垂れて(下がって)きたので欲しかった人には
買い始める良いタイミングかもしれません。
長期MAが3,000円なので、過去の動きを見ても、
さらに辛抱強く待てばそのラインまでは下がる可能性は十分あります。
4. 売上高について
では、売上高見ていきましょう!
ちなみに、メンバーズの決算月は3月となっています。
売上高、いいですね。
キレイな右肩上がりではありませんが、力強く伸びています。
売上高は100億円を超えてきています。
5. EPS(1株あたりの利益)について
次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。
では、見ていきましょう!
いいですね!
しっかりと伸びています。
こういうのが長期投資にふさわしい良いEPSの伸びです。
お手本のような伸び方です。
素晴らしいですね。
6. BPS(1株あたりの純資産)について
次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。
では、見ていきましょう。
こちらもキレイな右肩上がりです。
しっかりと株主の価値を増大させていることがわかります。
ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、16.66%です。
つまり、年間16.66%ずつこの会社は成長し続けているということです。
7. ROE(自己資本利益率)について
では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。
見ていきましょう。
いいですね!
合格ラインをしっかり超えています。
近年は20%近くを安定的に推移しています。
ROEはかなり高いラインです。
素晴らしいです。
ちなみに自己資本比率は53.4%です。
8. まとめ
・数字はかなり優秀!
では、メンバーズを総合的にまとめましょう!
各数字の伸びが抜群でした。
今回の四季報の中でもトップ10には確実に入る優秀な数字です。
・個人的にもすごく気になる
まだFランクということで伸びしろも十分です。
個人的にもすごく気になる銘柄です。
気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年4月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。