気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
では、本日も早速分析していきましょう。
こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。
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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率) →とくに大事
8. まとめ
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では、まずアルトナーについて説明していきます。
1 アルトナーについて
(1)50年の歴史ある技術者派遣の会社
アルトナーは、理系技術者を常用雇用する技術者派遣事業者の中堅会社です。
1953年創業の関口興業社が源流。
設計図面のトレース業務から始まり、設計開発業務に展開してきました。
派遣先では自動車、電機電子、精密機器が3大分野です。
(2)主な顧客はホンダ、ニコン、パナソニックなど
主な顧客はホンダ、ニコン、パナソニック、テルモ、住友電工、矢崎部品など100社を超えます。
上位10社からのニーズだけで売上高の半分を占めるが、東北や九州などでの新たな顧客獲得進めています。
シニアや女性、外国人留学生など多様な人材の活用を目指します。
(3)時価総額88億円
最後に、時価総額は88億円です。
時価総額ランクだと、Fランクです。
2. 株価、利回り、PERなど
では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。
・株価 836円
株価は836円です。
100株単位で売買できるので、83,600円から投資をすることが可能です。
いいですね。10万円以下で購入できる銘柄です。これなら初心者でも気軽に購入することができます。
・PER(株価収益率)15.86倍
次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは15.86倍です。
日本株の中では普通の水準ですね。
・配当利回り 2.75%
そして、配当利回り。
こちらは2.75%です。
3%近いです。
そこそこ配当はあります。
・流動比率 4.92倍
最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。
流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア
なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。
この会社の流動比率は4.92倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。
3. チャートについて
次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。
まずは長期チャートです。
ピークは2018年です。
ピークから比較するとしっかりと下げていますが、長期MAで見ると右肩上がりとなっており、
長期的には上昇トレンドが継続している状態です。
わるくはありません。
次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。
こちらは軟調ですね。
ジリジリと下げてしまっています。
現値線と言われる足が長期MAを上抜けており、テクニカル的にはここから上昇に向かうこともできる転換点となっています。
4. 売上高について
では、売上高見ていきましょう!
ちなみに、アルトナーの決算月は1月となっています。
売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ70億円を超えてきたレベルです。
まだまだ伸び代があります。
5. EPS(1株あたりの利益)について
次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。
では、見ていきましょう!
こちらもキレイな右肩上がりです。
素晴らしいです。
しっかりと伸びていますね。
6. BPS(1株あたりの純資産)について
次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。
では、見ていきましょう。
こちらもキレイな右肩上がりです。
良いですね。
長期投資の理想とする伸び方です。
ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、18.13%です。
つまり、年間18.13%ずつこの会社は成長し続けているということです。
驚異的ですね。
7. ROE(自己資本利益率)について
では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。
見ていきましょう。
いいですね!合格ラインをしっかり超えています。
さらに20%を安定して超えています。
ROEは日本株の中でもトップクラスに高いラインです。
ちなみに自己資本比率は70.4%です。
こちらも高いです。
8. まとめ
・数字を見ると、超優良銘柄!
では、アルトナーを総合的にまとめましょう!
各数字の伸びが抜群に良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。
ROEも高く、超優良銘柄だなと感じました。
・PER低く、配当もある
さらにこれだけ数字が良いにも関わらずPERが低く、配当もしっかりあります。
個人的にもものすごく気になる銘柄です。
ウォッチリストに入れて、大きく下げたら買いたいような銘柄です。
気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年4月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。