気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はコニカミノルタ(4902)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
コニカミノルタ(4902)とはどんな会社?
コニカミノルタは、主に情報機器や機能材料の事業に従事しています。
ヘルスケア事業も手掛けています。
また、複写機、パソコン周辺機器、光学レンズ、計測機器なども製造しています。
以下はWikipediaより引用
かつては子会社のコニカミノルタフォトイメージング株式会社を通じて、カメラやデジタルカメラ、フィルムなど写真関連用品も扱っていたが、2006年3月限りで撤退した。カメラは、旧コニカ、旧ミノルタの歴史を引き継いでいたが、ソニーに引き継がれた。
コニカミノルタといえばカメラのイメージだったのですが、もうやっていないんですね。
そんなコニカミノルタ(4902)、現在の社員数は43,818人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,015円前後です。
取引単位は100株なので、10万円前後でコニカミノルタ(4902)の株を所有することが可能です。
10万円以下で購入できる日本株です。
いいですね。
これなら投資初心者でも気軽に買える価格です。
そして、コニカミノルタ(4902)のPER(株価収益率)は、現在15.62倍です。
15倍前後なので適正ラインです。
高すぎず安すぎずといったところです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.96%です。
高配当です。
いいですね。
過去の長期のチャート
方向感があまりないですね。
ただ、2007年にピークを迎えて直近はその半値になってしまっています。
直近1年のチャートはこちら
うーん、あまり方向感がないですね。
コニカミノルタ(4902)の売上高は?
うーん、まあ横ばいですね。
コニカミノルタ(4902)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、微妙です。
キレイな右肩上がりではありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちら、FYY2015以降はほぼ横ばいです。
まあまあです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近6.15%です。
合格ラインの10%を超えていません。低ROEですね。
ただ、それでも日本株の中では普通クラスです。
流動比率は2倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ちなみに海外別売上高はこんな感じです。
世界中に売上があるんですね。いい感じです。
コニカミノルタ(4902)の今後をまとめると
そこそこの高配当は魅力です。
ただ、他が正直、パッとしませんでした。
各数字の伸びもいまいちでROEも低いです。
無理して投資する銘柄ではありません。
日本株には「これは」と思わせる銘柄がたまにあります。
そんな銘柄を求めて次、行きましょう。