第一三共(4568)の今後の株価を予想・分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は第一三共(4568)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

第一三共(4568)とはどんな会社?

第一三共は、三共および第一製薬を傘下に設立された持株会社です。
国内外で医療・一般・動物用の医薬品や医療機器の製造および販売を行っています。

国内製薬では大手で、循環器と感染症薬に強いです。
武田、アステラスと並ぶ国内製薬3強の一角となっています。

欧州や米国、アジア、南米の関連・子会社を拠点に、研究開発を進め、現地での販売を促進しています。
また、食品や添加物、飼料、農薬、化学製品の製造ならびに試験研究の受託、不動産の賃貸も行っています。

そんな第一三共(4568)、現在の社員数は33,002人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は7,188円前後です。
取引単位は100株なので、70万円前後で第一三共(4568)の株を所有することが可能です。

高い!70万円前後です。やっぱり日本株って高いですね。

そして、第一三共(4568)のPER(株価収益率)は、現在41.37倍です。
40倍を超えています。高PERです。
かなり割高ですね。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、0.97%です。
配当はあまりありません。

そして、第一三共(4568)の株主優待はありません。

過去の長期のチャート

 

2012年に底を打ってからはしっかりです。
かなり勢いよく上昇しています。
イケイケな感じがチャートから伝わります。

直近1年のチャートはこちら

 

こちらもしっかり右肩上がりです。
ここまでの上昇トレンドも珍しいですね。
直近とうとう7,000円を超えています。

第一三共(4568)の売上高は?

 

微妙ですね。
横ばいで伸びが見られません。

第一三共(4568)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

こちらもなんともいえません。
FY2015の突出はともかく、FY2017からは比較的堅調です。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらもキレイな右肩上がりではありませんが、比較的堅調です。
わるくはありません。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近7.48%です。
合格ラインに達していませんが比較的健闘している方です。

最後に、流動比率は3.6倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

第一三共(4568)の今後をまとめると

株価はイケイケで絶好調でしたが、微妙です。
各数字の伸びもよくはないですし。
なによりPERが高すぎて手が出せません。
ここまで上昇が大きいと反落がきたときに怖いです。

個人的には投資をしたいと思えるポイントはありませんでした。

次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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