気になる日本株を紹介するこのコーナー。
今回見ていくのはファナック(6954)です。
そもそもファナック(6954)とはどんな会社?
ファナックは、工作機械用NC(数値制御)装置と多関節ロボットの世界的大手メーカーです。
1972年、富士通から独立し創業しました。
本社は山梨県忍野村で、富士山のふもとの山の中です。
すごいところにありますね。
ちなみに、ファナックのイメージカラーは黄色です。
こんな記事もあります。
徹底的に黄色にこだわる姿勢、キライじゃありません。
ファナックの社員数は3,802人(単)です。
平均年齢が40.8歳で平均年収が1,364万円というすごい会社です。
ファナック(6954)の株価は
そんなファナック、現在の株価は20,802円前後です。
100株単位なので200万円前後で購入することができます。
高い!
一つの銘柄に200万円超えは高すぎです!
これでは投資したくてもできない人がたくさんいます。
せっかく日本を代表するような素晴らしい会社なのに気軽に投資できないのは本当にもったいないです。
アメリカのように1株単位で売買が可能になるなど、もっと投資がしやすい環境になるといいのにと思います。
ファナックのPERと株主優待は
ファナックのPER(株価収益率)は54.47倍です。
50倍を超えているのでかなり割高ですね。
株価が上昇しているというより、直近の利益が大きく下がったことが高PERの要因です。
そして、配当利回りは0.63%です。
配当はほとんどありませんね。
過去の長期のチャート
何度か押し目を作りつつも、長期でみれば比較的しっかりとした右肩上がりです。
日経平均が1989年のピーク38,957円を超えられない他の多くの日本株とは違い成長を感じさせるチャートですね。
ただ、直近の勢いがあまり芳しくありません。
直近1年間のチャートはこちら
やはりコロナショックですね。
2月の21,000円近辺から12,000円まで一気に下げています。
最大で4割以上下げています。
ただ、その後は全戻しです。
回復力がかなり強いですね。
売上高の推移は
うーん、微妙です。
FY2018から右肩下がりです。
ちょっと心配ですね。
次にEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、右肩下がりです。
全然よくありません。
そしてBPS(1株あたりの純資産)
横ばいですね。
理想とする右肩上がりのBPSの推移ではありません。
ROE(株主資本利益率)の推移
ROE(株主資本利益率)は、直近で5.41%です。
以前はコンスタントに10%を超えている優秀な経営を行っていました。
コロナの影響もあるので、今後の回復に期待ですね。
ファナックの今後をまとめると
ファナックは、間違いなく世界に通用する日本を代表する会社です。
ただ、ここ数年は数字がよくなかったです。
さらにコロナショック後に大きく反発しすぎています。
今は手を出しづらい状況です。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)