【体験談】36歳独身、サラリーマンをやめた理由【起業の方法とは?】
- 2020/10/29
- お金の話
- 今井バフェットの1億円への道
こんにちは。今井バフェットです。
もうすぐ米の大統領選ですね。
そんなこんなで今日もダラダラとブログ書きます。
今日は投資ではなくビジネスの話。
僕は数年前にサラリーマンをやめました。
その時のことを話していきます。
先日、久々に電車に乗りました。
ほぼ毎日乗っていた電車に久々に乗りました。
サラリーマンをやめると、定時にどこかに行くという発想がまったくありません。
なので、電車に乗らなくなりました。
とても久しぶりに電車に乗ると、なんか新鮮ささえ感じます。
毎日これに乗って通勤していたなぁとノスタルジーな気持ちになります。
(別に自慢でもなんでもありません。率直な感想です)
今住んでいるところは、結構駅が近いのですが、今度引っ越すとしたら全然駅から遠くてもいいかなと思うレベルです。
そもそも、会社をなんでやめたのか?
働いている会社にそんなに不満はありませんでした。
実はとても憧れていた会社で、仕事内容で、やっと入れたところだったのではじめて業務をしたときは嬉しかったです。
「ずっとこの会社でこの業務をしていたいなぁ」と思ったほどです。
上司にも恵まれ、同僚も嫌なやつなどいませんでした。
空いた時間にインターンと副業をした
仕事内容もあまり時間的な拘束がなかったので、空いてる時間にいわゆる副業をしました。
というよりまずはベンチャー企業のインターン(無償)をしていました。
無償ってすごいですね。
有償でどこかでアルバイトをするよりも遥かにいろいろなことを学ぶことができます。
とくに小さなベンチャー企業(今は上場してかなり大きくなった)で、そのトップと僕のようなただのサラリーマンがいろいろ話をすることができます。
そして、「この人にできるなら僕にもできるんじゃね?」という軽い気持ちで、同じような事業(規模は小さめ)でやってみました。
そうすると、最初の1年くらいはサッパリなのですが、めげずにやるとそこそこ結果が出てきました。
また、それに付随して個人でいろいろな仕事を請け負うようになりました。
会社の給料は、1万円とか5,000円とかしか給料が上がらないのですが、副業の頑張り次第で5万でも10万でも稼げるようになりました。
副業が月収を大きく超えてしまった
そのうち、副業が月収を大きく超えてしまいました。
そして、会社に内緒で会社も作りました。
20万円くらいで作れるんですね。
確かに高いですが、返せない額ではありません。
失敗してもいいからみんな作ればいいのにと思います。
そんなこんなで、会社員をしているので副業の時間がなかなか取れないこともありました。
サラリーマンは「時間を奪われている」
そのうち、会社に定時に行って、「時間を奪われている」という感覚がすごく強くなりました。
この時間をもっと自分のビジネスに投入すれば売上も上がるのに、そしたら自分の収入もダイレクトに増えるのに。
そんなもどかしさがありました。
そんな状態が1年くらいあって、あるとき業務の内容の多くがAIに変わり少し魅力が薄まりました。
そうするとさらに今後も「時間を奪われている」という感覚が強くなります。
そして、年齢も30歳を超えており、今会社を辞めないと一生会社員として過ごすことになりそうだなと感じました。
一度飛び出すことをしないとずっとサラリーマンという檻から出られない。
「失敗してもいいから一度会社を辞めてみよう」
と考えたのです。
そんなこんなで会社を辞めました。
辞めると伝えた周りの反応に違和感
会社をやめると伝えると上司も周りも「どこに転職するの?」
と聞かれます。
そこで、
「ああ、会社を辞めてもまたサラリーマンとして生きていくのが普通なんだ」
と感じました。
なんか、「雇われずに生きる」っていうのがカッコいいし、それを実行に移せる最後のチャンスだった気がします。
人は、会社をやめてもなんとか生きていけるもの
会社をやめた感想として、数年立ちますが「なんとか生きていけるものだな」というのが率直な印象です。
昔はサラリーマンではない自分なんて想像できませんでした。
それどころか、辞めて年収も数倍になりました。
ほしいものも値段を気にせずに買えます。
好きなときに好きな場所へ行けます。
ただ、やっぱり安定はありません。
来年は売上がゼロになるかもしれない。
それでも一度起業をするとコツのようなものを身に着けます。
それが別の業種であったとしても「なんとかなりそう」と思います。
で、多分そこそこ売上を立てられる自信もあります。
ダメになったら就職でもなんでもしてもいいと思います。
「移動式の弁当屋でもなんでもやってやるぜ」というなんかこの歳で裸になれた気がします。
(むしろ移動式の弁当屋も楽しそうです。やってみたいくらい)
「サラリーマンをやめて、起業して失敗したら人生終わる」のウソ
「サラリーマンをやめて、起業して失敗したら人生終わる」
多くの人がそう思っていて、僕もそう思っていましたが、
現実は違いました。
むしろ失敗しても何度でもチャンスはあります。
多額の借金をしても自己破産でもしてやり直すこともできます(それで今は富裕層になっている知り合いも何人もいます)
マスメディアとかで悲惨なケースばかりあるので、起業に及び腰になると思います。
同質な周りの意見は参考にならない
「サラリーマン辞めて起業なんてやめておけ」
同僚も上司もそう言うと思います。
でも、そんな彼らも「サラリーマン」です。
絶対に起業しろと勧めはしませんが、必要以上に怖がることもありません。
家族や住宅ローンがあってリスクを取れない人もいます。
サラリーマンには僕より優秀な人がゴマンといます。
そんな人達が会社に飼い慣らされ、そこそこの給料で一生満員電車に揺られるのって「惜しいな」と思います。
経営の世界は会社員の世界とまるで違う
売上もまだまだの弱小企業の経営者の独り言です。
社員も数十人規模です。
まだ36歳です。新米です。
経営者を見るとすごすぎる人がたくさんいます。
そもそも考え方がまったく異なります。
給料を貰う側から給料を払う側です。
売上もすべてトップである自分の責任です。でもだからこそエキサイティングです。
起業の方法は誰も教えてくれません。
最初のビジネスは必ず失敗すると思います。
何十万とか100万とか損すると思います(僕もそうだった)。
でも2回、3回とやっていくと「コツ」のようなものがつかめます。
自転車に乗れるようになるには転ばないといけない
自転車に乗ろうと思って、1回転んだからってやめますか?
何回も転んで乗り方を覚えていくはずです。
本とか講義で自転車のことを何年も研究して誰よりも詳しくなっても、まずは1回乗って転ばないと乗れるようになりません。
「起業もそういった性質が大いにある」
そのことをやってみてはじめて知りました。
以前テレビ番組(マネーの虎かな)で経営者が起業志望の若者に出資するときに、「出資するからやってみな。まずは失敗するから」
と言っていたんですが、今ならその意味が身にしみるほどわかります。
ハーバードでMBAとって経営学学んでも、失敗するときはします。
僕自身、起業志望の学生に相談を受けることがあるのですが、みんなビジネスプランの優劣ばかりを気にしています。
でもそこまで温めたビジネスプランもおそらくうまくいきません。
失敗して軌道修正すればいいんです。その結果、まったく別の業種になってもかまいません。
まずは失敗してもいいからやる!
大なり小なり失敗したことのない経営者なんていないと思います(むしろいないはず)。
みんなに起業はすすめないけど
企業が副業を認めている今、新しい流れが来ています。
もちろん起業だけがエラいわけでもなんでもありません。
上場企業に投資をしているものとして、投資先の企業で働く社員は利益を生むのに必要不可欠な貴重な存在です。
でも、サラリーマンをやめてみて、自分でもびっくりするほど「檻」の中にいたんだなと感じました。
1年のほとんどの時間を会社に拘束され、給料は硬直的な環境。たまの有給休暇にリフレッシュする。
今あらためて思うと、「けっこうキツイな」というのが率直な感想です。
仕事内容に満足いっていた僕ですらそうです。
毎日会社に向かうのが苦痛の人の心情は察するに余りあります。
「いつかは起業したい」
そういう人はたくさんいます。
そのあなたの「いつか」は、「今」かもしれません。
そんな勇気ある一歩を僕は応援します。