日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。

今回はLIXILグループ[リクシル](5938)についてです。

LIXILグループ[リクシル](5938)
何がもらえる？	①リフォーム株主優待 ②生活サービス株主優待
いつ買えばいい？	2020年9月28日 (年1回)
いくら買えばいい？	約16万円 (100株)
配当金は？	7,000円 (100株)
優待と配当の合計利回り	25.0% (20万円以上のリフォームと生活サービスを利用した場合)

LIXILグループ[リクシル](5938)の株主優待の内容

まずは、LIXILグループ[リクシル](5938)の株主優待の内容です。

LIXILグループ[リクシル](5938)の株主優待は、①リフォーム株主優待と②生活サービス株主優待です。

①は、リフォーム製品・工事代合計金額が20万円以上100万円未満の場合、3万円分。
100万円以上200万円未満の場合、5万円分。
200万円以上かつ、株主優待対象商品２つ以上採用の場合、10万円分の割引券がもらえます。

②は、以下サービスに対して、15,000円未満の利用の場合は3,000円、15,000円以上の場合は5,000円割引となります。
・ハウスクリーニング (レンジフード、キッチン、浴室、エアコン等)
・保管付き衣類クリーニング
・保管付き布団丸洗いクリーニング

保有株数が100株以上の株主全員がもらえます。

優待は年に1回、9月末日の株主に配布されます。
なお、優待の発送は11月下旬です。

LIXILグループ[リクシル](5938)とはどんな会社？

LIXILグループは、建築材料・住宅設備機器業界最大手の企業です。

社名の「LIXIL」とは、「住」（LIVING）と「生活」（LIFE）から作られた造語。
初代の株式会社LIXILは、住生活グループ（現・LIXILグループ）の統合的な営業戦略の立案を目的とする会社として、2010年4月に設立されました。

東京都中央区のトルナーレ日本橋浜町に本社を置き、初代社長に三洋電機元社長（創業家である井植家出身）の井植敏雅が就任しています。
その後、住生活グループ（現・LIXILグループ）の業務運営を効率化するため、商材ごとに分散していた事業子会社を、国内・海外・金属建材・水回りの機能別に統合・再編する方針となり、2011年4月、トステム株式会社を存続会社として、株式会社INAX、新日軽株式会社、東洋エクステリア株式会社、（初代）株式会社LIXILの4社を吸収合併して、商号を（2代目）株式会社LIXILに変更。
さらに、サンウエーブ工業株式会社の開発・管理部門も統合されたことで、売上高1兆円以上、社員約6万人を抱える業界最大規模の企業が誕生しました。
2015年4月には製造子会社として存続していたサンウエーブ工業株式会社も吸収合併しています。

(参考：ウィキペディア)

LIXILグループ[リクシル](5938)の株主優待はいくらでもらえる？

現在のLIXILグループ[リクシル](5938)の株価は、1,639円(2020年6月時点)です。
100株だと「約16万円」で購入できます。

ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、LIXILグループ[リクシル](5938)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数430円がかかります。（SBI証券の場合）

クロス取引についてはこちら

約16万円の投資で33,000円相当の株主優待がもらえるので、優待利回りは20.6%です。(20万円以上のリフォームと、LIXILの生活サービスを利用した場合)

サービスを受けないともらえない優待なので、あまりお得感はありませんが、リフォームを検討している人には嬉しいですね。

具体的に権利日はいつ？

株主優待の基準日は、9月末日です。
この基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。

実際の権利日は、2020年9月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。

一目でわかる株主優待カレンダーはこちら

LIXILグループ[リクシル](5938)の配当は？

次に、配当目的の投資として考えた場合のLIXILグループ[リクシル](5938)は魅力的かを見ていきましょう。

LIXILグループ[リクシル](5938)の配当利回りは4.37%です。

100株分、約16万円投資したら→年間7,000円。
500株分、約80万円投資したら→年間35,000円がもらえます。

配当はかなり良いですね。

配当の基準日は？

LIXILグループ[リクシル](5938)の配当の基準日は9月末日です。

実際の権利確定日は、2020年9月28日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。

最後にLIXILグループ[リクシル](5938)の株主優待と配当をまとめてみると

優待と配当合わせて利回りは25.0%です。

利回りは高いですが、株主優待はLIXILのサービスを利用しないと株主割引が受けられないので、リフォーム等をしない場合はあまり意味がないかもしれません。
ただ、リフォームする予定がある人には、かなりお得な内容だと思います。

また、前会長の辞任劇からガバナンス不全の状態が続き、株価の低迷が続いていました。
これによって、配当利回りも4.5%超えとなるなど、かなりの高利回り状態が続いています。
これを買い時と見るかどうかは人それぞれだと思いますが、こういった状況が続く企業の株を購入する際は十分注意した方が良いですね。

気になる方はチェックしてみて下さい。

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