アウトドアで急成長!キャンプ用品、スノーピーク【7816】の今後の株価を予想

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずスノーピークについて説明していきます。

1 スノーピークについて

(1)キャンプや登山などのアウトドア用品
(2)価格は高めだが、「永久保証制度」
(3)時価総額622億円

スノーピークは、キャンプや登山などのアウトドア用品の製造・販売を行っている会社です。

アウトドア製品はテントや寝袋、テーブル、食器、コンロなど取り扱い領域が広いです。

経年劣化やユーザー自身の過失などを除いて永久保証制度を敷いているのが特徴です。
故障やテントの破れ等ほとんど全てのアイテムが同社のアフターサービスで修理のサービスを受けることができ、「良い物を長く」「捨てない=エコロジー」の提案を実証しています。

製品の価格は高めとなっているが、高品質で高いサービスを提供しています。
「良い物を長く」いいですね。こういう考えは好きです。

さらに、直営で店舗、ECサイトを構えるほか、スポーツ量販店や専門店などへの卸売り、キャンプ場の運営も行っています。
あとは韓国や台湾、北米、英国など海外へも積極展開しています。

そして、時価総額は622億円です。

時価総額ランクはDランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 3,265円
・PER(株価収益率)54.14倍
・配当利回り 0.38%
・流動比率 1.94倍

株価は3,265円です。
100株単位で売買できるので、326,500円から投資をすることが可能です。
日本株の中では普通ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。こちらは54.14倍です。
かなり割高ですね。それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。こちらは0.38%です。
ほとんど配当はありませんね。

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は1.94倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2014年の12月です。

上場後の2015年7月をピークにジワジワと下げていました。
しかし2020年の3月で底を打ってからは急回復。
株価は暴騰し、3,000円を超えています。

安値から1年で株価は約6倍です。すごいですね。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

いいですね!キレイな上昇トレンドを描いています。
2021年に入ってさらに上昇の勢いが加速しています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、スノーピークの決算月は12月となっています。

売上高、素晴らしいです。
右肩上がりで伸びています。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらは凸凹していますね。
長期投資の理想とする右肩上がりとはいえず、よくはないです。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらはキレイな右肩上がりです。
良いですね。
株主の資産をしっかりと増やせています。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、14%です。
つまり、年間14%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

何度か合格ラインを超えています。
わるくはありません。

ちなみに自己資本比率は62.7%です。
こちらも比較的しっかりとあります。

8. まとめ

・ブランド力ある優良企業
・個人的にも気になる

では、スノーピークを総合的にまとめましょう!

アウトドア業界でブランド力のある会社です。
さらに、売上も株価も右肩上がりで伸びている勢いのある会社です。

EPSやROEは今ひとつなのがマイナスポイントです。

とはいえ総合的に見て、投資を検討するに値する優良企業といえます。

個人的にも気になっている銘柄です。
気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年2月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が2,140万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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