急成長のIT企業!コムチュア(3844)の株価を分析してみた

こんにちは。今井バフェットです。
気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにコムチェアについて説明していきます。

1.コムチュアについて

(1) クラウドが主力の独立系SI
(2) AI・RPAに強みを持つ
(3) 時価総額は954億円

コムチュアは、クラウドが主力の独立系SIです。
アマゾン、セールスフォースのクラウド基盤をベースとした基幹システム、Webサイトの開発が中核事業です。

顧客は製造業、金融、商社、官公庁など多岐に渡るが、特に近年、AI、RPA(業務自動化)分野を強化、次々とM&Aを展開し業種が広がっています。

さらに、毎年100人超の新卒者を採用し、独自にAI、RPAの技術者を育成するなど教育には熱心な会社です。
社員の平均年齢は36.2歳で、平均年収は576万円です。

そして比較会社は、富士ソフト(9749)、テクノスジャパン(3666)です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

最後に、時価総額は954億円です。

時価総額ランクだと、Dランクです。

一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 2,959円
・PER(株価収益率)46.09倍
・配当利回り 1.04%
・流動比率 3.93倍

 

株価は2,959円です。
100株単位で売買できるので、295,900円から投資をすることが可能です。
結構投資資金が必要ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは46.09倍です。
50倍近いです。けっこう割高といえます。
それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。
こちらは1.04%です。
普通ですね。

最後に流動比率。
この会社の流動比率は3.93倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2007年の3月です。

いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
すばらしいです。
「THE・成長」って感じですね。

2012年5月には安値58円だったのですが、直近高値3,295円まで上昇しています。
なんと、56倍です!
まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらはあまり方向感はないですが比較的堅調な動きをしています。
75MAがサポートとなっていて、さらなる上昇ができるかがテクニカル上のポイントです。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、コムチュアの決算月は3月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ200億円レベルです。
市場規模を考えても、まだまだ伸びる余地はあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらもキレイな右肩上がりです。
ただ、直近が少しもたついているのは気になります。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらはキレイな右肩上がりです。
良いですね。
グイッと伸びています。
長期投資の理想とする伸び方です。
素晴らしいです。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、30.52%です。

つまり、年間30.52%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は75.8%です。
しっかりあります。

8. まとめ

・成長期待の優良銘柄!
・個人的にも欲しい

では、コムチュアを総合的にまとめましょう!

各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

株価もグングンのびていますね。

個人的にも気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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