
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はDeNA (ディー・エヌ・エー)【2432】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
DeNA (ディー・エヌ・エー)とはどんな会社?
DeNA (ディー・エヌ・エー)はインターネット上で、ソーシャルメディアプラットフォーム「モバゲー」オークションおよびショッピングサイト「DeNAショッピング」を運営しています。また同社は、モバイル関連サービスとして、ゲームやコミュニティーサービスも提供しています。
ちなみに、社名はDNA(遺伝子)とeコマース(電子商取引)を組み合わせたもので、「eコマースの新しい遺伝子を世の中に広めていく”DNA”でありたい」という意味が込められているそうです。
2011年には「横浜DeNAベイスターズ」が誕生しています。
2015年には、任天堂と資本業務提携を発表したことでも話題になりました。
抜粋すると以下
任天堂とディー・エヌ・エー(DeNA)は3月17日、資本業務提携を発表。スマートフォン向けゲームアプリの共同開発・運用に加え、スマホなど複数端末に対応する会員制サービスの共同開発に乗り出す。任天堂は4月に220億円を投じてDeNA株を10%超取得する一方、自己株1.24%を220億円でDeNAに譲渡する。
そんなDeNA (ディー・エヌ・エー)、取締役社長は守安功氏。
現在の社員数は2,475人です。
現在の株価は?
現在の株価は2,100円前後です。
取引単位は100株なので、21万円前後でDeNA (ディー・エヌ・エー)の株を所有することが可能です。
30万円以下ですが、やっぱりアメリカ株と比較すると高いですね。
アメリカ株のように、もっと日本株が気軽に投資できるようになるといいです。
DeNA (ディー・エヌ・エー)のPER(株価収益率)は、現在12.6倍。
去年には30倍を超えることもあったのでそう考えるとかなり割安になってきました。
配当利回りは、1.67%です。
日本株の中では普通ですね。高配当とまではいえません。
株主優待は、100株以上の株主は横浜DeNAベイスターズプロ野球公式戦チケットを1枚もらえるそうです。
詳細は以下。
野球好き(とくにベイスターズファン)にはそこそこ嬉しいかもしれません。
DeNAの過去の長期チャート
何度か波を経験しています。
最高値は2011年8月の3,960円です。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
こちらも方向感がありません。
2019年に入り、大きく下落しましたが、直近大きく反発しています。
DeNA (ディー・エヌ・エー)の売上高は?
FY2015からキレイな横ばいです。
あまりよくないです。
DeNA (ディー・エヌ・エー)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
EPSは落ち込んでいます。
右肩下がりですね。
よくないですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはしっかり伸ばしています。
キレイな右肩上がりで合格です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
最後に、ROE(株主資本利益率)は直近9.32%
合格ラインの10%をギリギリ超えられませんでした。
ただ、わるくはない数宇です。
流動比率は2.64倍。
こちらは1倍を超えているので問題ないです。
DeNA (ディー・エヌ・エー)の今後をまとめると
うーん、BPSの伸びは良いですが、その他をみると現時点で「投資をしたい」とまでは思えませんでした。
日本株は隠れた優良銘柄がたくさんあります。次、行きましょう。