【年収5億】岡崎慎司の生き方こそ、一流ビジネスマンの仕事術そのものだった

おはようございます。
細田@ブックブロガーです。

今日ご紹介する本はこちら。

未到 奇跡の一年 (ベスト新書)

サッカー日本代表の岡崎慎司選手の著書です。

岡崎選手は昨年ドイツからイングランドのプレミアリーグに渡り、当初弱小と呼ばれていたレスターに加入しました。

そんな弱小チームで主力として活躍し、なんとプレミアリーグ制覇を果たすのです。

「世紀の番狂わせ」と形容されるこのドラマ。
渦中の岡崎選手は一体何を考え、何を実行していたのか。

そこには、我々ビジネスパーソンとしても学ぶべきことが多くありました。

「捨てる覚悟」で決めたレスター入団

岡崎選手は、ドイツで2年連続2桁ゴールを達成し、チームでは点取り屋のストライカーという地位を確固たるものにしていました。
ドイツリーグの強豪からのオファーもあり、このままドイツリーグに残っていれば、点取り屋のイメージを維持したまま周りがお膳立てしてくれるストライカーとしては美味しい環境の中プレーをできていたはずです。

しかし、ストライカーとしてより高みを目指すために、日常的に屈強なディフェンス陣と戦うことができるイングランドに移籍したと言います。

それが、レスター入団会見での「いろいろなものを捨ててここに来た」という言葉に表れたそう。

ドイツでの点取り屋がプレミアリーグで与えられたポジションは、絶対的なエースをお膳立てするセカンドストライカーでした。

ただ、捨てる覚悟で臨んだ岡崎選手は、その中で自分がやるべきことを考え、チームには無くてはならないセカンドストライカーとしての立場を確立していくのです。

そんな覚悟と、考察力、実行力に、思わず、自分はここまで覚悟を決めて仕事ができているかと自分自身に問いかけてしまいます。

常に改善を考える

本書を読むとわかりますが、岡崎選手は、常に自分自身のプレーを見返し、何が必要だったのかを考え、次のプレーに改善を加えていることがわかります。

まさに、ビジネスも同じだと思います。
PDCAを回せとよく言われますが、反省をし、それを次に活かさなければ成長はないのです。

岡崎選手は、「おれはドイツで2桁ゴールを2年連続で決めたすごいストライカーなんだ」と自分を奢ることはありません。
だから常に自分を変えることができるのだと思います。
そして、しっかりと進むべき道を決断するのです。
実際、シーズン前半に、「マインツ(岡崎選手がドイツ時代に所属していたチーム)時代の岡崎慎司との決別」を決断したと言います。

そして、セカンドストライカーというポジションで全力でプレーをするのです。

私も「どうしようかな〜」とフワフワしてするのではなく、しっかりと決断をしながら能動的に生きなきゃな〜と思わされました。

サッカーはビジネスの縮図

これまでご紹介してきたように、この本は会社員の私たちにとってもとても学ぶことが多い本です。

サッカーもお金をもらって期待されているアウトプットを出すという面では、我々にとってのビジネスと同じなんですよね。

(ちなみに岡崎慎司の推定年俸は5億円ともいわれています。)

特に、サッカー選手は仕事人生が短いですから、ビジネスにおける要素が凝縮されているように感じます。

是非サッカーに詳しくない人も、この冬休みに読んでみてはいかがでしょうか。
自分の仕事のスタイルを見直すいいきっかけとなるかもしれません。

また、本書は、昨シーズンのほぼ全ての試合毎に岡崎選手が感じたことが赤裸々に書かれているため、サッカー好きの方ももちろん楽しめるはずです。
私はYouTubeで昨シーズンのレスターの試合を見ながら読んでいました(笑)

細田@ブックブロガー

細田@ブックブロガー30代読書家

投稿者プロフィール

WEBではなく、読書を愛する会社員。
ブックブロガー。
年間300冊以上の本を読んでいる。

読む場所は主に都内のスタバ。

「読書をする時間のないビジネスマンのため」ビジネス本レビューを行い、ビジネスマンの質の高い情報のキャッチアップに務める。

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