気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は安川電機(6506)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
安川電機(6506)とはどんな会社?
安川電機は、サーボモーターおよび制御機器、インバーター、ロボットなども製造・販売しています。
同社の製品には、軸制御機器、計算機数値制御(CNC)装置、管理制御システムなどを含みます。
さらに、モーションコントロール、ロボット、システムエンジニアリング、情報のプロダクトロルーションを提供しています。
難しい言葉が並んで、ちょっと何いってるかわからないです。
ちなみに安川電機(読み方はやすかわでんき)、産業用ロボットで世界シェア第4位を誇るすごい会社です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は4,210円前後です。
取引単位は100株なので、42万円前後で安川電機(6506)の株を所有することが可能です。
うーん、結構高いですね。
そして、安川電機(6506)のPER(株価収益率)は、現在27.03倍です。
30倍近いのでこちら高PERです。
そこそこの割高ですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.24%です。
決して高配当とは言えませんが、ちょっとはあるかなという感じです。
そして、安川電機(6506)の株主優待はありません。
過去の長期チャート
1,500円がレジスタンスでしたが、ここ数年で大きく抜けてきています。
2018年に大きく上昇しましたが、その後ジェットコースターのように急下降して一時は3,000円割れもしています。
なかなか怖いチャートですね。
直近1年のチャートはこちら
2018年の年末にかけ下落、その後2019年からはしっかり上昇しています。
安川電機(6506)の売上高は?
直近凹んでいますが、まあわるくはないです。
安川電機(6506)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、よくないですね。
FYの2015から右肩下がりです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩あがりです。
かなりいいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近10.74%です。
合格ラインの10%をギリギリ超えています。高ROEです。
過去をみても10%をしっかり超えています。
かなりいいですね。長期投資をする上でプラスポイントです。
流動比率は1.89倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ちなみに海外別売上高はこんな感じです。
日本より海外の方が売上高あるんですね。
世界のバランスもよくとれています。
安川電機(6506)の今後をまとめると
わるくはないですが、PERが高めなのと、EPSが右肩下がりなのが気になりました。
個人的には無理をして買いたい銘柄ではありませんでした。
ROEはしっかり合格ラインに達していただけに「ちょっと惜しい銘柄」という感じです。
気になる方は四季報で詳細チェックしてみて下さい。
次、行きましょう。