気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は大和ハウス工業(1925)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
大和ハウス工業(1925)とはどんな会社?
大和ハウス工業は、戸建住宅、集合住宅、分譲マンションなどの設計、施工を請負っています。
また店舗、事務所、工場、病院などの商業・公共建築を手掛けるとともに不動産業も営んでいます。
子会社を通じてホテル、ゴルフ場などの管理も行っています。
工業化住宅のパイオニアで、住宅・建設業界の最大手です。
そんな大和ハウス工業(1925)、現在の社員数は47,113人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は2,520円前後です。
取引単位は100株なので、25万円前後で大和ハウス工業(1925)の株を所有することが可能です。
うーん、一つの銘柄に20万円オーバーはちょっと高いですね。
アメリカ株のように1株から買えるようになるといいんですけどね。
例えば、アップル株やフェイスブック株は3万円以下で買えます。
そして、大和ハウス工業(1925)のPER(株価収益率)は、現在15.99倍です。
こちらは15倍前後なので普通です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.57%です。
いいですね!比較的高配当です。
そして、大和ハウス工業(1925)の株主優待はグループ会社が運営する共通利用券がもらえます(年1回)。
ホテル、ゴルフ場、ホームセンター、スポーツクラブなどで使えるそうです。
100株で1,000円分です。
うーん、いらないですね。優待目的で買う銘柄ではありません。
詳細は大和ハウス工業の公式ページのIR情報をご覧下さい。
過去の長期のチャート
2010年まではパッとしません。
しかしその後、ここ10年で見るとかなりしっかりとした上昇トレンドを描いています。
一時では4,000円を超えた場面もありました。
直近1年のチャートはこちら
コロナショックで40%近く下落しました。
その後まだ回復はできていません。
大和ハウス工業(1925)の売上高は?
いいですね。
かなりキレイな右肩上がりです。
大和ハウス工業(1925)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは微妙ですね。
FY2018からは横ばいです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
いいですね!
キレイな右肩上がりです。
長期投資の理想的な上げ方です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近13.53%です。
10%をしっかり超えています。
日本株の中でもトップクラスの高ROEです。
かなりいいです。
流動比率は1.62倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ちなみに売上高は日本が100%です。
大和ハウス工業(1925)の今後をまとめると
いいですね。
各数字の伸びがいいし、ROEも高い。
さらに配当もそこそこあります。
優良銘柄です。
個人的にも少し気になりました。
ただ、今後も住宅供給をし続けられるのか、その時に売上が日本に頼っているこの構造で耐えられるのか、という点は気にかかります。
同様にちょっと気になる方はぜひ四季報チェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。