気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はりそなホールディングス(8308)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
りそなホールディングス(8308)とはどんな会社?
りそなホールディングスは、大和銀行および大和銀行信託銀行、近畿大阪銀行、奈良銀行、あさひ銀行によって設立された持株会社です。
当社は傘下銀行の金融経営管理を行っています。
以下はWikipediaより引用
2001年12月に、株式会社大和銀行、株式会社近畿大阪銀行、株式会社奈良銀行の共同金融持株会社・株式会社大和銀ホールディングスとして設立。2002年3月には株式会社あさひ銀行も経営統合し、4月からはグループ名をりそなグループとした。
また同年10月には、商号を株式会社大和銀ホールディングスから現在の株式会社りそなホールディングスへと変更した。
2003年3月にみずほフィナンシャルグループと同様、持株会社傘下の大和銀行とあさひ銀行の合併と分割を実施の上、りそな銀行・埼玉りそな銀行として発足した。
「りそな」の商標は、ラテン語の「Resona=共鳴せよ、響き渡れ」に由来している。コーポレートカラーは、グリーンとオレンジ。
JR東日本副社長だった細谷英二氏を招聘し、店舗を午後5時まで営業するなどサービス改革を進めて再建しました。
その結果、ピーク時に3兆円超あった公的資金は2015年6月に完済。
年中無休店や24時間決済、印鑑レスにいち早く取り組んだ会社です。
そんなりそなホールディングス(8308)、現在の社員数は21,600人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は427円前後です。
取引単位は100株なので、42,700円前後でりそなホールディングス(8308)の株を所有することが可能です。
いいですね。5万円以下で購入できる日本株!
こういった銘柄が増えると投資初心者も投資がしやすくなりますね。
そして、りそなホールディングス(8308)のPER(株価収益率)は、現在6.99倍です。
10倍以下なので低PERです。
銀行株はどこもそうですが、かなりの割安ですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、4.92%です。
いいですね。
日本株の中でもトップクラスの高配当銘柄です。
低PERで高配当ってステキですね。
りそな、少し興味がわいてきました。
過去の長期チャート
2006年に大きく打ち上がって下げて以降は底値圏を停滞しています。
直近1年のチャートはこちら
下落トレンドですね。
2019年の8月に底を打ち、そこからはしっかりと上昇しています。
ただ、2月に入って新型肝炎の影響でマーケットが混乱したことに伴い大きく下落しています。
りそなホールディングス(8308)の売上高は?
FY2018から緩やかに下げ、FY2019にしっかり上昇しています。
これではなんともいえません。
りそなホールディングス(8308)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも方向感ないですね。
FY2013から下げていたのですが、FY2018に回復しています。
なんともいえません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がりです。
いいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.3%です。
合格ラインの10%を下回っています。
ただ、過去には10%を超えることもあったので今後に期待が持てそうです。
りそなホールディングス(8308)の今後をまとめると
低PERで高配当である点は魅力ですが、過去の数字が良くなく、これまでのデータをもとに長期投資という点では評価できません。
しかし、今後の改革などに期待しての投資なら可能性がないこともないです。
個人的には無理して投資をする銘柄ではありません。
気になる方だけ四季報などで詳細チェックしてみて下さい。