気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はコナミホールディングス(9766)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
コナミホールディングス(9766)とはどんな会社?
コナミホールディングスは、家庭用ゲーム機器、カジノ用向けゲーム機器及びシステム、ぱちんこ遊技機の開発・販売を行っています。
アミューズメント施設の経営なども行っています。
また同社はスポーツクラブ施設の運営、フシットネス機器及び健康関連商品の製造・販売も手掛けています。
コナミといわば昔はファミコンのイメージでしたが、最近はコナミスポーツクラブのイメージも定着してきました。
そんなコナミホールディングス(9766)、現在の社員数は5,362人です。
名実ともに日本を代表する大企業です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は4,515円前後です。
取引単位は100株なので、45万円前後でコナミホールディングス(9766)の株を所有することが可能です。
うーん、高いですね。
一つの銘柄に45万円はやっぱり高いです。
日本株、もうちょっと買いやすくなるといいんですけどね。
そして、コナミホールディングス(9766)のPER(株価収益率)は、現在19.56倍です。
20倍近いですね。
高PERです。どちらかといえば割高ですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.4%です。
配当は少しだけあるという感じです。
そして、コナミホールディングス(9766)の株主優待はありません(前はスポーツジムの体験チケットがありました)。
過去の長期チャート
2000年に大きく盛り上がって以降は4000円以下の水準を停滞していました。
直近は盛り上がってきています。
直近1年のチャートはこちら
軟調ですね。
値動きも10%〜20%近く上下したりと、結構激しいです。
コナミホールディングス(9766)の売上高は?
うーん、横ばいです。
微妙ですね。
コナミホールディングス(9766)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは右肩上がりです。
悪くはありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは、FY2014からは比較的堅調です。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近12.5%です。
合格ラインの10%をしっかり越えています。
いいですね!
流動比率は2.82倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
コナミホールディングス(9766)の今後をまとめると
PERがそこそこ高いわりに各数字の伸びがパッとしませんでした。
「期待されているわりに中身がイマイチ」の銘柄です。
わるくはないのですが、個人的には今すぐに投資したいと思えませんでした。
次、行きましょう。