2016年1月で最も値下がりした日本株は?

私の心の師はウォーレン・バフェットというアメリカの天才投資家です。
(もちろん会ったことなどございません)

このお方は、投資だけで670億ドルの資産を築き上げた人物です。
日本円にして約8兆円!

彼は値が大きく下がっている株を一気に購入し、その後の急回復により資産を増大させています。
世間が株をパニックで売っている時に意気揚々とマーケットに入ってきて信じられないくらいにたくさんの株を購入していきます。
いわゆる逆張りですね。

つまり、下がった株の中にこそ今後大きく回復した時に莫大な利益をもたらすものがある

今回見ていくのは日経平均株価の組入銘柄

今回は優良株を探すという観点から、対象を東証1部上場、さらに日経平均組入銘柄にしぼりました。
日経平均株価へ組入されている銘柄とは日本を代表する大企業。
その株価が大きく下落しているというピンチはチャンスになりえるからです。
(逆にベンチャーなどが大きく下落したらそのまま倒産なんてよくありすぎるのでおすすめできません)

日経平均株価の組入銘柄はこちら

いずれも超優良企業揃いです。

そういった発想のもと、今回は2016年1月で最も値下がりした日本株TOP10を発表します。

2016年1月は株式市場にとって激動の1ヶ月だった

2016年1月といえば、新年早々株価は急落、日経平均株価16,017円まで落ちました。
セクター関係なくほとんどの銘柄の株価が下げた時はチャンスだといいます。

市場不安に煽られて、本来優良な企業まで売られてしまうからです。
TOP10の中にそういった企業があるのかどうか、気になる方はそれぞれの企業の分析をしてみてください。

2016年1月の株価下落率ランキング

こちらがTOP5です。

1位 アルプス電気 -28.50%
2位 ファナック -25.02%
3位 IHI -24.85%
4位 日東電工 -23.40%
5位 商船三井 -23.38%

下落率、1位はアルプス電気でした

アルプス電気とは、電子部品の大手で、金型の精密加工技術に強みがある会社です。
売上高の6割が自動車関連で、子会社にアルパイン等があります。

1ヶ月の下落率-28.5%です。
月初に100万円投資していたら28万5,000円損を抱えたということ。

逆に言えば今購入すればそれだけ安く購入できるということです。
下落が強いということは戻りも早く、直近の1月28日には5.89%もの上昇して終えています。
ちなみに、先日株価の解説をした三菱UFJフィナンシャルグループは8位、-19.78%でした。

よければご覧ください。

三菱東京UFJ(MUFG)株はおすすめか?配当と今後の株価を分析してみた

株を買う時は「日常生活品を買うように」

これらの株をおすすめするわけではないですが、株を購入するときは「日常生活品を買うように」と言われます。
つまり、1円でも安いときに仕込んでこそ利益も最大化できるわけです。

その意味でこれらの株は大セール中ということ。
気になる方は自分の判断で検討してみてください。

※追記(2016年2月12日)

2月に入り、黒田日銀総裁がマイナス金利を導入(黒田バズーカ)したものの、その反動で円高がすすみマーケットが混乱しています。

このブログではいろいろな気になる銘柄を紹介していますが、それらも軒並み大きく下げています。

下げているということは「お買い得」ということ。

みんなより「より安く」企業を保有できるチャンスです。

気になる銘柄をチェックして、仕込みの参考にしていただければ幸いです。

ただし、下げているということは短期ではもっと下げるということ。

僕が推奨しているのはあくまでも長期保有です。

配当金を受けとり続け(それは自由につかってもいいし再投資してもいい)、5年10年後に大きく回復するような企業を見つけて紹介できればと思います。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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