
気になる日本株を分析するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は三井住友フィナンシャルグループ【8316】。
株価を分析し、今後を予想していきます。
三井住友フィナンシャルグループ(8316)とは?
三井住友フィナンシャルグループは、三井住友銀行によって設立された持株会社です。
2003年2月に三井住友カードおよび三井住友銀リース、日本総合研究所を傘下に収めます。
同持株会社は傘下子会社の経営管理ならびに付帯業務を行います。
さらに、同グループは主に商業銀行業務ならびに総合金融サービスを提供しています。
特徴は利ザヤの厚い中小企業融資に強い点で、収益性は3メガ中トップです。
シティバンクの個人部門買収し、富裕層ビジネスを拡充しています。
さらにアジアでの商業銀行業務強化へ、インドネシア、ベトナム、香港、カンボジアなど現地銀行への出資を加速させています。
SMBCの株はかなり高配当
三井住友の株価は現在3,064円前後です。
100株単位での購入のため、30万円前後で買うことができます。
うーん、日本株の中では普通ですが、一般の感覚では少し高いですね。
サラリーマンのおこづかいでポンと買うには勇気がいる額です。
そして、PER(株価収益率)は5.98倍です。
いいですね。
10倍以下なのでかなり割安な部類と言えます。
低PERです。
配当利回りは6.2%。
驚異的ですね!
日本株の中でも超高配当銘柄です。
低PERで高配当、ここだけ見るとかなり嬉しい銘柄です。
三井住友フィナンシャルグループの過去の長期のチャート
2006年1月に最高値をつけてからは急落。
その後は低迷しています。
長期投資が報われないパターンですね。
三井住友フィナンシャルグループの直近1年のチャートはこちら
やはりコロナショックですね。
その影響で大きく下げ、少し反発していますが前回高値からは程遠いです。
三井住友の売上高の推移は
FY2018から緩やかに下げています。
少し気になりますね。
次にEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、パッとしません。
FY2017からはほぼ横ばいです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはしっかり右肩上がりです。
いいですね!
BPS(1株あたりの純資産)をキレイに伸ばせているというのは長期投資でかなりおすすめできるポイントです。
そして、ROE(株主資本利益率)の推移
直近のROEは6.54%です。
合格ラインは超えられていません。
ただ、一桁台後半は日本の大企業としてはまずまずの数値といえます。
(多くの日本の大企業が5%以下、2%から3%ということもあります。)
今後に期待ですね。
三井住友ホールディングスの今後をまとめると
低PERで高配当は魅力です。
さらに日本を代表する大銀行。メガバンクです。
EPSは良くはありませんが、その他の数字はまずまずです。
総合すると、悪い銘柄ではありません。
購入するかはともかく、個人的にも常にチェックしている銘柄です。
気になる方は四季報などでも詳細チェックしてみて下さい。
三井住友ホールディングスに興味ある人はこちら
いわずと知れた永遠のライバルです。
三井住友が「緑」だとすればこちらは「赤」と呼ばれています。
三菱東京UFJ(MUFG)株はおすすめか?配当と今後の株価を分析してみた
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄