割高な優良企業!GMOペイメントゲートウェイ【3769】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はGMOペイメントゲートウェイ【3769】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

GMOペイメントゲートウェイとはどんな会社?

GMOペイメントゲートウェイは、ネット決済処理の大手です。

1995年に設立、2005年にGMOインターネットの子会社になりました。
クレジットカード決済サービスを提供しています。

クレジットカードによるネットショッピング時における決済や、公共料金、プロバイダー料金といった決済処理サービスを柱としています。

公共料金決済の代表的な提供先として、日本年金機構、NHK、東京都水道局などがある。

すごい提供先なんですね。責任が重大です。

電子マネー向け決済サービスなど領域を拡大しています。
海外はASEANに進出して、日系企業の決済支援や現地企業への出資を通じて売り上げ拡大を目指しています。

16年11月にゾゾタウンの「ツケ払い」サービスの決済事業を開始。

そんなGMOペイメントゲートウェイ、現在の社員数は756人です。

現在の株価は?

現在の株価は7,280円前後です。
取引単位は100株なので、72万円前後でGMOペイメントゲートウェイの株を所有することが可能です。

うーん、高いですね。
一つの銘柄に50万円オーバーはやはり少し初心者にはハードルが高いです。
気軽に買えとは言えません。

GMOペイメントゲートウェイのPER(株価収益率)は、現在122.93倍です。
高い!!!
100倍を超えています。超高PERです。割高すぎます。

配当利回りは、0.41%です。
ほとんどありません。

GMOペイメントゲートウェイの長期チャート

ものすごく右肩上がりです。
サクセスストーリーを歩んできたことがわかります。

2012年には300円前後だったのが、7年後には8,700円近くまで上昇しています。
約29倍です。

100万円投資していたら2,900万円になっていました。

直近1年間の短期チャート

こちらは、2018年の後半は方向感のない動きが続いていたものの、2019年に入り、しっかりと上昇トレンド。
ただ、4月末をピークに反落しはじめています。

GMOペイメントゲートウェイの売上高は?

素晴らしいです。
成長を感じることのできる右肩上がりですね。

GMOペイメントゲートウェイのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらはキレイな右肩上がりではありませんが、FY2018に高値を更新しています。
まあまあですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

キレイな右肩上がりです。
長期投資の理想とするBPSの伸びです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは17.15%です。

過去を見ても合格ラインの10%をしっかり超えており、優良企業だとひと目でわかります。

最後に流動比率は1.26倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

GMOペイメントゲートウェイの今後をまとめると

数字の中身はEPSをのぞき、良好です。
優良企業だということはわかりました。
公共料金の決済システムを多く提供しているため、今後も安定して売上をあげられる見込みもあります。
親戚とかがここに就職をしたいと相談されても、「いい会社だね!」と言えるような優良企業です。

ただ、PERが高いので、投資をする上では割高です。
いくらなんでも100倍は高すぎです。
いわゆる空中戦となり、今後なにかのきっかけで大きく下落するリスクもあります。

ということで、個人的には様子見です。
PERが適正(せめて25倍以下)になれば改めて投資を考えたい銘柄ではあります。

気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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