気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はマネーフォワード【3994】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

マネーフォワードとはどんな会社？

マネーフォワードは、辻庸介氏が２０１２年に創業しました。

辻庸介氏は、ソニー、マネックス証券を経た人物です。

Wikipediaより引用

1976年生まれ。1996年甲陽学院高等学校卒業。2001年京都大学農学部卒業後、ソニー入社。2004年にマネックス証券に出向後、転籍。マネーフォワード創業。

めちゃ優秀ですね。

そして、マネーフォワードは、個人向けに自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワードＭＥ」を展開しています。

これめっちゃ便利ですよね。
僕も使っています。
銀行とかと口座を連携できて、はじめて使った時は「こんなすげえの作れるなんてすげえ」と感動したのを覚えています。

法人・個人事業主向けには「ＭＦクラウド会計」「ＭＦクラウドファイナンス」などのクラウドサービスを手掛けています。

個人向け、法人向けともに月額課金が主な収益源です。

仮想通貨関連事業への参入を試みたが、市況の激変を受け延期しています。
あとは2019年にスマートキャンプを子会社化しています。

そんなマネーフォワード、社員数は691名です。

現在の株価は？

現在の株価は4,785円前後です。
取引単位は100株なので、47万円前後でマネーフォワードの株を所有することが可能です。

高いですね。
初心者がなかなか手を出しづらいです。

マネーフォワードのPER（株価収益率）は、現在算出できません。
この時点で「利益マイナスなんだろうなー」と予想がつきます。

配当利回りは、ありません。

そして、マネーフォワードの株主優待もありません。

マネーフォワードの長期チャート

うーん、方向感ないですね。
ベンチャーにありがちなジェットコースターのようなものすごい動きも見られません。

直近1年間の短期チャート

2019年10月から上昇トレンドを描いていたのですが、1月をピークに下落。
コロナショックもあり方向感が失くなってしまいました。
エントリーのタイミングが難しそうですね。

マネーフォワードの売上高は？

いいですね。
キレイな右肩上がりです。
しっかり伸びています。

マネーフォワードのEPS（1株当たりの利益）の推移です。

マイナスだらけです。
理由は、人件費や広告宣伝が重いこと。

うーん、これはまだそういうフェーズなのでしょうがないですね。。。

BPS（1株あたり純資産）を見てみましょう。

こちらはまあまあ。
ただ、キレイな右肩上がりではありません。

ROE（株主資本利益率）の推移はこちら

こちらも上述の理由からマイナスです。

最後に流動比率は2.01倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

マネーフォワードの今後をまとめると

数字は決して良くはなかったです。

ただ、サービスはいいし売上は伸びています。
（『マネーフォワード ME』の利用者数は1,000万人近くいます。）

過去の実績というより、未来の期待を込めて個人的にも応援したいと思える企業です。

気になる方は四季報などでチェックしてみましょう。

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。

今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。

多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい！」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80％以上を投じた銘柄とは？
今井バフェットが何に勝負をかけたのか？

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています（適宜更新予定です）

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス！コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄