株主優待でスニーカも買える。ABCマートの今後の株価を予想してみた。

気になる日本株を分析するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はABCマート(エービーシーマート)【2670】。

株価を分析し、今後を予想していきます。

ABCマートとはどんな会社?

ABC(エービーシー)マートは靴の企画、開発、卸売、小売などを行っています。
HAWKINSやVANSなどのブランドシューズの企画や開発も行います。
同社は靴、衣料品、学区、雑貨などの輸入卸売なども行っています。

以下はWikipediaより

主に靴の小売りチェーンを全国に展開している。2015年2月末の連結ベースで国内784店舗、海外191店舗を展開する。国内店舗は都心の繁華街に路面店、地方を中心にロードサイド型の大型店、その他(主に都市圏郊外)はショッピングセンターやファッションビルの専門店テナントとして出店している。また、一部のアウトレットモールにもアウトレットストアとして出店している。

現在の株価と株主優待は?

そんなABCマート、現在の株価は6,810円前後です。
取引単位は100株なので、68万円前後でABCマートの株を所有することが可能です。
うーん、高いですね。一つの銘柄に68万円では気軽に買うことができません。

そして、PERは18.91倍前後。

20倍前後なので適正ラインですね。高すぎず低すぎずです。

配当利回りは1.91%。
高配当とまではいえませんが、そこそこはありますね。

そして、エービーシー・マート、株主優待で優待券を配っています。

100株で3,000円分(1,000円券×3枚)
300株で5,000円分(1,000円券×5枚)

優待券は、お買い上げ金額5,000円ごとに1枚のみ利用可能だそうです。

680,000円近くも払って株価購入して、3,000円程度の優待券ってなんかアンバランスな気もします。
そんなの配るなら配当利回りを上げて欲しいのがホンネです。

ちなみに、アメリカ株では株主優待などはありません。
その分、配当でしっかり還元する文化が成熟しています。

 

過去の長期のチャートを見ていきましょう

ABCマート長期チャート1804

見るとしっかり右肩上がり。
最安値は2003年の600円。
そこから保有していれば株価は10倍以上になっています(いわゆるテンバガー)。

こういう銘柄は夢がありますね。

直近1年のチャートは以下です。

ABCマート短期チャート1804

こちらは去年の後半に底を打って、そこからしっかり上昇しています。

ABCマートの売上高の推移は?

ABCマート売上高201804

いいですね。売上高はしっかり右肩上がりです。
素晴らしい。

次にEPS(1株当たりの利益)の推移です

ABCマートEPS201804

こちらもいいですね!
右肩上がりです。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

ABCマートBPS201804

こちら、すごくキレイな右肩あがり。

しっかり株主の資産を増やしていることが窺えます。

かなりいいですね。

ROE(株主資本利益率)の推移

ABCマートROE201804

そしてROE(株主資本利益率)は直近で12.89%。

過去にもしっかり合格ラインの10%を超えています。

すばらしい!

最後に、流動比率は直近4.62倍。
こちらも1倍を超えているので問題ありません。

ABCマートの今後をまとめると

いいですね!

いずれの数値も素晴らしいです。
実力が伴った人気銘柄といえます。
今後さらに売上を伸ばせば、株価も上昇を続けるでしょう。

 

個人的にもかなり気になる銘柄です。

ちなみにスニーカーが好きな方はアメリカ株NIKE(ナイキ)の株価分析も行っているので是非こちらもご覧ください。

ナイキ(NIKE)の株価を分析してみた【おすすめアメリカ株】

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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