気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は四電工【1939】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
四電工とはどんな会社?
四電工(読み方:よんでんこう)は、香川県高松市に本社を置く四国電力グループの電気設備工事、電力関連工事、電気通信工事などを行う総合設備企業です。
業務は四国電力エリアの香川県、愛媛県、徳島県、高知県を中心に行っています。
近年は、シンガポールに現地法人を設けて、東南アジア市場開拓しています。
時価総額は186億円。
東証1部上場銘柄ですが、まだFランクです。
そんな四電工、現在の社員数は2,490名です。
現在の株価は?
現在の株価は2,289円前後です。
取引単位は100株なので、23万円前後で四電工の株を所有することが可能です。
20万円を超えています。
ちょっと高いですね。
多くの銘柄が5万円以下で買えるようになるとさらに日本株投資が広まると思います。
四電工のPER(株価収益率)は、現在7.02倍です。
10倍を割っているので割安です。
配当利回りは、3.49%です。
いいですね。高配当銘柄です。
四電工の株主優待はありません。
四電工の長期チャート
1990年のバブル崩壊から10年かけて下落し、3,000円を割り、安値圏を推移しています。
パッとしないチャートですね。
直近1年間の短期チャート
コロナショックで一時2,000円を割るほどの下落となりましたが、
その後少し反発しています。
四電工の売上高は?
派手さはないですが、比較的堅調です。
わるくはありません。
四電工のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
いいですね。
しっかり伸びています。
ただ、直近少し凹んでいるのが心配です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらも比較的右肩上がりです。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
うげ、過去を見てもROE低いですね。
まったく合格ラインを超えられていません。
これはBADです。
長期投資をする上でマイナスです。
最後に流動比率は1.57倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
四電工の今後をまとめると
うーん、わるくはなかったです。
ただ、ROE低いですね。
高配当で意外と穴場かもしれませんが、
個人的には投資をしたいとまでは思えませんでした。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。