気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は三井化学(4183)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
三井化学(4183)とはどんな会社?
三井化学は、エチレン、プロピレンなどの石油化学製品、その他基礎化学品をはじめ、合成樹脂や精製化学製品の製造および販売を行っています。
そして同社は世界各地に製造・販売の拠点を持っています。
以下はWikipediaより引用
総合化学4位、石油化学の比率が高い。ペットボトルの原料であるPETペレットやポリエチレン、ポリプロピレンの触媒など日常品の様々な原材料を市場に供給している大手総合化学メーカー。千葉と大阪にエチレンセンターを持つ。
そんな三井化学(4183)、現在の社員数は17,277人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は2,752円前後です(2017年6月)。
取引単位は10株なので、27万円前後で三井化学(4183)の株を所有することが可能です。
うーん、高い。
一つの銘柄に20万円オーバーはやはりちと高いですね。
そして、三井化学(4183)のPER(株価収益率)は、現在3.45倍です。
え!4倍切っています。
超低PERです。
激安の部類です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.45%です。
いいですね。高配当です。
そして、三井化学(4183)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
2007年をピークに大きく下げてしまっています。
その後底を打ち、ここ数年で回復してきています。
直近1年のチャートはこちら
下落トレンドです。
10月に更に下げましたが、その後しっかり反発しています。
三井化学(4183)の売上高は?
うーん、微妙ですね。
右肩上がりではありません。
むしろ下げています。
三井化学(4183)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
FY2014まではマイナスでしたが、そこからは右肩上がりです。
判断が難しいですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは比較的堅調です。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近14.9%です。
合格ラインの10%をしっかり超えています。
いいですね。
これが今後も続くのかは注視する必要があります。
最期に、流動比率は1.69倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
三井化学(4183)の今後をまとめると
低PERで高配当なのは高評価でした。
ただ、他の数字がなんとも判断が難しかったです。
バフェットはこんな名言を残しています。
バスケットを3つ用意して、それぞれにラベルを貼る。『やる』『やらない』『難しすぎる』とね。
かなりの数のことが『難しすぎる』のバスケットに放り込まれる。
個人的には先が読めない(つまり「難しすぎる」)ので無理して投資する銘柄でもないかなと感じました。
次、どんどん行きましょう。