地方銀行の未来は?群馬銀行【8334】の今後の株価を分析
- 2019/10/2
- 日本株分析
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は群馬銀行【8334】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
群馬銀行とはどんな会社?
群馬銀行は、群馬県を中心に預金・貸出・為替などを含む銀行業を営んでいます。
また、リース、クレジットカード、信用保証、投資顧問、融資などの金融サービスおよび情報システムの開発も行っています。
地銀の上位で群馬県で断トツです。
埼玉、東京、神奈川での展開強化し、NYなど海外拠点もあります。
通称は「ぐんぎん」です。
以下はWikipediaより引用
群馬県前橋市に本店を置き、県外では、埼玉県・栃木県・東京都・長野県・大阪府に加え、明治期の生糸貿易の名残で、横浜にも支店が開設されている。さらに近年では、松戸や相模原にも店舗が新設され、南関東地区を強化していくとしている。
9人制バレーボール女子部(群馬銀行グリーンウイングス)は、全国タイトル計44回(歴代最多、全日本実業団11回・国体13回・全日本総合11回・桜田記念9回)を誇る強豪と知られる。
そんな群馬銀行、現在の社員数は3,308人です。
現在の株価は?
現在の株価は351円前後です。
取引単位は100株なので、35,000円前後で群馬銀行の株を所有することが可能です。
いいですね。
5万円以下で気軽に買える銘柄です。
群馬銀行のPER(株価収益率)は、現在7.37倍です。
10倍を割っているのでかなり低PERです。
割安ですね。
配当利回りは、3.7%です。
こちらは、日本株の中では高配当の部類に入ります。
「1,000」株で2,500円相当の特産品がもらえます。
100株から購入できるのに、1,000株買わないと株主優待はもらえないんですね。
株主優待目的で買う銘柄ではないですね。
群馬銀行の長期チャート
長期で見ると下落トレンドです。
1990年台は1,000円を超えていたのですが今は見る影もありません。
直近1年間の短期チャート
キレイな下落トレンドです。
日本の地銀の凋落を象徴するようなチャートです。
まだまだ底が見えません。
群馬銀行の売上高は?
うーん、右肩上がりです。
意外とわるくはありません。
群馬銀行のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらは方向感がないですね。
微妙です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらはキレイではありませんが比較的堅調です。
わるくはないです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは4.39%です。
合格ラインの10%には全然届いていません。
低ROEですね。過去を見ても低ROE体質です。
話になりません。
群馬銀行の今後をまとめると
うーん、微妙です。
低PERで高配当なのはよいのですが、数字がイマイチでした。
無理をして投資をする銘柄ではありません。
日本株には思わず投資をしたくなるような銘柄が隠れています。
次、見ていきましょう。