テンバガー銘柄!ケアネット(2150)の株価分析してみた!

こんにちは。今井バフェットです。
では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにケアネットについて説明していきます。

1.ケアネットについて

(1) 医薬営業支援サービス事業
(2) 新分野にも積極的
(3) 時価総額は575億円

ケアネットは、医師向け情報サイトを通じて製薬の営業支援を行う会社です。
DVD、動画配信による医師教育コンテンツ提供も行っています。

新分野として、後継者不足の医療機関の承継支援サービスを開始しました。
またオンライン診療も開拓しています。

ちなみに比較会社は、エムスリー(2413)、メドピア(6095)です。
どちらも株価が盛り上がっており大変話題の銘柄です。
気にある方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は575億円です。

時価総額ランクだと、Dランクです。
一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 5,210円
・PER(株価収益率)95.94倍
・配当利回り 0.11%
・流動比率 2.72倍

株価は5,210円です。
100株単位で売買できるので、521,000円から投資をすることが可能です。
結構投資資金が必要ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは95.94倍です。
100倍近いです。
かなりの割高といえます。それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。
こちらは0.11%です。
こちらはほとんどありません。

最後に流動比率。
この会社の流動比率は2.72倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2007年の4月です。
東証マザーズに上場しています。

とにかく直近の伸びが凄まじいですね。

2020年3月には安値506円だったのですが、直近高値で6,420円をつけています。
なんと、約12倍です。
すごすぎますね、、!

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらはキレイな上昇トレンドを描いています。
ほんとうにキレイですね。
2020年4月24日に25MAが75MAを上抜けてから(ゴールデンクロスといいます)一度も交わっていません。
ここからしっかりした上昇トレンドが続いているということがわかります。

ただ、直近12月2日をピークに少し反落しています。
下落の目安となるのは25MAの4,654円です。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!
ちなみに、ケアネットの決算月は12月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ30億円を超えたレベルです。
市場規模を考えても、まだまだ伸びる余地はあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPEが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはあまり方向感がないですね。
キレイな右肩上がりとはいえず、良くないです。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらは、まあキレイな右肩上がりとまでは言えませんが
伸びてはいます。

わるくはありませんが、ものすごく良いというわけでもありません。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、11.1%です。
つまり、年間11.1%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
2015年度をのぞいて毎年しっかり合格ラインである10%を超えてきています。

8. まとめ

・わるくはない
・でも、期待が高すぎる

では、ケアネットをまとめましょう!

各数字の伸びは、EPSをのぞいてわるくはなかったです。
なにより売上高が毎年しっかりと伸びており今後の成長を感じさせます。

ただ、投資家の期待が高まり株価の急騰ぶりが気になります。
すでに1年立たずにテンバガーを達成してしまった銘柄です。
その後の反落も警戒する必要があります。
ジャンピングキャッチになって大損こく可能性もあります。

良い銘柄だとは思うのでうが、個人的には見送りです。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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