電子契約の新時代!GMOグローバルサイン・ホールディングス(3788)を分析

こんにちは。今井バフェットです。
では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにGMOグローバルサイン・ホールディングスについて説明していきます。

1.GMOグローバルサイン・ホールディングスについて

(1) サーバー管理と電子認証提供が両輪
(2) 電子印鑑を値下げ実施
(3) 時価総額は1,072億円

GMOグローバルサイン・ホールディングスは、ホスティング(サーバー管理)と電子認証提供が両輪の会社です。
とくに、電子認証は国際展開を急ピッチで進めています。
ちなみにGMO傘下です。

電子印鑑は20年12月以降に値下げ実施をします。競争力向上で顧客を増やし成長狙っています。

売上高比率は、クラウド・ホスティング42%、セキュリティ51%、ソリューション7%です。
海外比率は35%です。

そして比較会社は、GMOペパボ(3633)、独立系データセンター運営大手のさくらインターネット(3778)、電子認証事業に参入したEストアー(4304)です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は1,072億円です。

時価総額ランクだと、Cランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 9,170円
・PER(株価収益率)95.72倍
・配当利回り 0.53%
・流動比率 2.05倍

株価は9,170円です。
100株単位で売買できるので、917,000円から投資をすることが可能です。
かなり投資資金が必要ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは95.72倍です。
100倍近いです。
かなり割高といえます。それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。
こちらは0.53%です。
こちらはほとんどありません。

最後に流動比率。
この会社の流動比率は2.05倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2005年の12月です。

長期ではあまりキレイな上昇トレンドは描けていません。
ただ、直近の伸びが凄まじいです。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらは上昇トレンドを描けています。

コロナショック後の3月19日に安値1,381円をつけたのですが、その後はしっかり上昇しています。
押し目をつけつつも、直近では10月15日に高値14,210円をつけています。

半年ちょっとで株価は10倍です。
テンバガーですね。すごいですね。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、GMOグローバルサイン・ホールディングスの決算月は12月となっています。

売上高、いいですね。
堅調に右肩上がりで伸びています。
とはいえ売上高はまだ130億円レベルです。
市場規模を考えても、まだまだ伸びる余地はあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはキレイな右肩上がりです。
いいですね。GOODです。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらは、まあキレイな右肩上がりとまでは言えませんが
堅調です。

わるくはありません。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、3.3%です。

つまり、年間3.3%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
2016年度から合格ラインを超えており、その後は安定して高ROEを叩き出せています。

自己資本比率は61.5%です。;

8. まとめ

・実績も実は十分!
・でも、ちょっと期待で買われすぎ

では、GMOグローバルサイン・ホールディングスをまとめましょう!

PERが100倍近くで、人気がすごかったですが、過去の数字の伸びも悪くはありませんでした。
しっかりと実績も備わっています。

それでも、株価の動きをみるとちょっとこわいですね。
仕手っぽい動きも気になります。
下手に入ると大やけどの可能性もあるので慎重に取引を行って下さい。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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