コンタクトレンズのサブスクで成長!メニコン(7780)の株価分析

こんにちは。今井バフェットです。
気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにメニコンについて説明していきます。

1.メニコンについて

(1) 日本初の角膜コンタクトレンズ開発
(2) 定額制『メルスプラン』の会員基盤が強み
(3) 時価総額は2,403億円

メニコンは、コンタクトレンズのパイオニアです。
1951年に日本発の角膜レンズを開発しました。
ハード、ソフト、使い捨てタイプを取り扱っています。

入会金と定額の月会費を支払うことで、コンタクトレンズの紛失・破損・度数変更時などに保証を受けられる、定額会員の「メルスプラン」が安定した収益基盤となっています。

今はそんなサブスクみたいなのがあるんですね。
知りませんでした。

売上高比率は、コンタクトレンズ関連98%、その他が2%です。
海外比率は11%です。

そして比較会社は、
国内系コンタクトレンズメーカーの大手であるシード(7743)
均一料金のアイウェア販売『ジンズ』ブランドを展開しているジンズホールディングス(3046)
情報通信関連のガラス製品、眼鏡レンズが主軸のHOYA(7741)です。

気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

 

そして、時価総額は2,403億円です。

時価総額ランクだと、Cランクです。
日本の上場企業では中堅ランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 6,320円
・PER(株価収益率)55.92倍
・配当利回り 0.44%
・流動比率 1.91倍

 

株価は6,320円です。
100株単位で売買できるので、632,000円から投資をすることが可能です。
結構投資資金が必要ですね。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは55.92倍です。
50倍超えています。
けっこう割高といえます。それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。
こちらは0.44%です。
こちらはほとんどありません。

最後に流動比率。
この会社の流動比率は1.91倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2015年の6月です。

いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
すばらしいです。

2015年8月には安値1,025円だったのですが、直近7,820円まで上昇しています。
なんと、7.6倍です!
まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらはキレイな上昇トレンドを描いています。

コロナショック後の3月13日に安値3,345円をつけたのですが、その後はしっかり上昇しています。
ただ、直近大きく反落しています。
25MAが75MAを割ってしまっています(デッドクロス)。
テクニカル的には下落トレンド入りです。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、メニコンの決算月はー月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
売上高は800億円レベルです。
1,000億円を十分目指せそうです。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

いいですね。
こちらはキレイな右肩上がりです。
素晴らしいです。
長期投資の理想とする伸び方です。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイな右肩上がりです。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、6.4%です。

つまり、年間6.4%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

うーん、ROEは合格ラインを超えられていません。
残念ですね。
もう一息といったところです。

ちなみに自己資本比率は59.0%です。

8. まとめ

・意外と良い銘柄
・ROEの低さが気になる

では、メニコンをまとめましょう!

各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

個人的な会社イメージとは違い良い銘柄だなと思いました。
いい意味で裏切られました。

ただ、PERが高く、またROEが低いのが気になりました。
自己資本比率も決して高いとは言えません。

総合的には、個人的にウォッチしたい銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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