30代サラリーマンが、埼玉の郊外に投資用アパートを購入した実体験

20代半ばから投資に興味を持ち、株や金を買っていた。
100万円勝ったこともあれば、100万円負けたこともある。
今のところ、生涯で数万円プラスになった程度。
やはり、ちゃんと勉強してちゃんと分析できる人でないと、株や金は難しい。

ある日、投資仲間であり、公園デビューで知り合った30年来の親友でもある男と飲んでいた。
「そういえば、俺たちまだ不動産投資には手を出してないよな」

彼のその言葉をきっかけに、不動産投資に関する本を10冊以上読んだ。

不動産投資には2種類ある

著者によってさまざまな意見があるが、大体この2つの意見に分かれる。
・いきなりアパート一棟買いをする
・まずはワンルームから始める
前者を推す本は後者では儲からないと

断言していて、後者を推す本は前者では儲からないと断言している。
故事成語の話のようにキレイに矛盾している。

私が選んだのはアパート一棟買い

読み比べた結果、私はアパート一棟買いをすることにした。
ワンルームではその住人が出て行ってしまったら収入がゼロどころか、ローンが残っている間はマイナスになってしまうが、一棟なら1~2人出て行ってもマイナスにはならない。
一棟でも郊外の物件なら手が届く価格だ。
都内のワンルームの価格で、埼玉のある地域のアパートが一棟買えてしまう。
カッコつけて都内の物件を買うなんてことは滑稽だ。

2ヶ月ほどで埼玉のいい物件が出てきた

私の場合、父が某不動産チェーン店に勤めているので、郊外の良い物件があったらキープしておくように頼んでおけたのはラッキーだった。
頼んで2ヶ月ほどで埼玉の物件が出てきた。
4戸のアパートで、計算上、ローンを返しながらでも5万円ほどキャッシュフローを得られる。
現在全ての部屋が埋まっているし、ここにしよう。

厳密には、父が勤めている不動産屋所有の物件ではなく、父と付き合いのある不動産屋が紹介してくれた物件だったので、そこの社長に説明を受けることになった。
ウチの近くのちょっとだけお高い和食屋で待ち合わせた。
店の前に到着して電話をすると、すでに店内にいた社長が迎えに来てくれた。
普段ならまず交流がないであろう、(いけ好かない)サーファー系のイケメンだ。
私より1歳下らしい。
私も、同年代に社長がいる世代になったんだなぁと感じる。

そして25年ローンを組んだ

ローンを組む流れが勉強不足だったので、彼に全てお願いした。
源泉徴収票や住民票など、準備は面倒な書類をいくつか提出すると、2ヶ月後には必要な分だけ貸してくれる銀行が見つかった。
25年ローンを組み、頭金200万円は手持ちから支払い、今年の3月付で物件が私のものになった。
25年後、私は56歳。
定年前に物件が完全に自分のものになるのだ。
それまでにトラブルがあって損をしたとしても、56歳ならいくらでも動ける、何かしらの手段はある。
不動産投資は若いうちに始めるべきだ。

毎月のキャッシュフローは6万円になる

社長が値切りに応じてくれて、最終的に毎月のキャッシュフローは6万円近くなった。
やりとりを何度か繰り返しているうちに仲良くなり、彼とは仕事を超えた飲み仲間になった。
「カフェとかバーを共同経営しましょうよ」
と、社長が誘ってくれたので、
「じゃあ、稼いで貯めないといけないから、社長は俺にいい物件を紹介し続けないといけないですね」
と、返しておいた。

今後のやり方しだいでは、経済的自由も狙える

毎月のキャッシュフローを貯めて、頭金を支払えるようになったらアパートを一棟買う。
夢の話だが、これを繰り返してサラリーマンの平均年収程度稼げるようになったら引退も可能だ。
それこそカフェやバーの経営もできる。
自由な時間が増え、さらに無謀な小説家になる夢(ブログ読んでね)を目指してそっちに時間を充てられる。

 

今後、不動産投資のメリット、デメリットもアップしていく。
経験しながらリアルタイムの声をお届けするので、よろしくお願いいたします。

西山 一(はじめ)

西山 一(はじめ)サラリーマン小説家

投稿者プロフィール

シェアブログに乗り込んできた新進気鋭の小説家。
独特のタッチと切り口でファンを魅了している。

実際に本人に起こった日常の出来事を小説タッチで表現する。
そのシュールさにハマる人が続出中。

2016年、不動産投資デビュー。
今後は、多摩と埼玉の物件を買い進める予定。

30代。生まれも育ちも多摩。多摩を知り尽くした男。
立川を都会だと信じて疑わない。

ブログ「今日もまた終わる。」運営中。

この著者の最新の記事




スクリーンショット 2018-05-05 21.47.24







アーカイブ




ページ上部へ戻る