気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は島忠【8184】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
島忠とはどんな会社?
島忠は、埼玉県および首都圏を中心にホームセンターおよび家具、インテリアの専門チェーンを経営しています。同社は、ホームセンターにて日曜大工用品、家庭雑貨、スポーツ・レジャー用品、園芸用品などを販売しています。
そんな島忠、社長は山下視希夫氏。
現在の社員数は4,347人です。
現在の株価は?
現在の株価は3,400円前後です。
取引単位は100株なので、34万円程度で島忠の株を所有することが可能です。
まあ、日本株の中では普通ですね。
ただ一般の感覚でいうとやはり30万円オーバーは高いです。
ちなみに、アメリカ株は1株単位で買えるのでアップルでも20,000円前後で買えます。
島忠のPER(株価収益率)は、現在25.81倍。
少し割高の範囲ですが、まあ欲しい人にはギリギリ許容範囲です。
配当利回りは、2.35%です。
いいですね。そこそこの高配当銘柄です。
株主優待は、「1000枚保有(100株ではないことに注意!)」で、家具の10%割引などが受けられます。
気になる方は以下からどうぞ。
1,000株って340万円ですからね。ちょっと手が届かないです。
過去の長期のチャート
方向感がないですね。
ちなみに、最高値はチャートには表示されていませんが1993年のバブル後4,710円。
その後は一度も4,000円を超えることができていないです。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
こちらは2017年後半から右肩上がりで堅調です。
ただ、2018年以降はレンジの動きで方向感がなくなりました。
島忠の売上高は?
うーん、FY2014からは右肩下がりです。
島忠のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちら直近下げてしまっています。
よくないですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がりです。
いいですね!長期投資に理想的な形をしています。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近3.13%です。
低いですね。これは投資をする上でマイナスポイントです。
最後に、流動比率は2.11
倍。
こちらは1倍超えているので問題ないです。
島忠の今後をまとめると
うーん、そこそこ配当があってBPSの伸びはよいのですが、その他の数字があまり芳しくなかったです。
今、無理して投資をする銘柄ではないかなと思いました。
次、行きましょう。