カシオ計算機(CASIO)の今後の株価を分析してみた。

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はカシオ計算機【6952】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

カシオ計算機とはどんな会社?

カシオ計算機は、電卓・電子辞書・デジタルカメラ・時計等の電気機器を製造および販売している会社です。

CASIOとして有名。

以下はWikipediaより引用

創業者の名字「樫尾」をローマ字で書けば「KASHIO」だが、これをあえて「CASIO」としたのは創業当初から世界で親しまれる企業になるという目標があったため。

このロゴであることから日本以外では日本企業と思っていない人も多い。特にイタリアの企業と間違われやすい。

カシオって創業者の名字から来ていたのですね!はじめて知りました。

そんなカシオ計算機、社長は樫尾和宏氏。
現在の社員数は12,298人(連結)です。

さすが大企業。社員数もスゴイですね。

現在の株価は?PERは?

現在の株価は1,859円前後です。
取引単位は100株なので、18万円程度でカシオ計算機の株を所有することが可能です。

まあ、20万円以下で買えるのであれば日本株の中では普通の部類です。

カシオ計算機のPER(株価収益率)は、現在22.68倍。
20倍を超えているので決して割安ではありませんが、ほしいと思う方には許容範囲です。

配当利回りは「かなりいい」!株主優待は?

配当利回りは、2.15%です。
いい感じですね。
日本株の中ではそこそこ配当がある銘柄といえます。

カシオ計算機の株主優待はありません。

過去の長期のチャート

2度の大きなピークを経験しています
そのピーク後の下げがかなりキツイですね。

こういった下げで積極的に変えたらかなり大きく利益を上げられました(後講釈ですが)

ちなみに、上場来最高値は2015年2,847円です。
そして上場来最安値は1974年の405円です。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

2018年2月にガクッと下がりましたが、すぐに持ち直しその後は堅調な動きをしています。

カシオ計算機の売上高は?

うーん、キレイな右肩上がりではないですね。
FY2017から落ち込んでいます。

カシオ計算機のEPS(1株当たりの利益)の推移です

こちらも同じくFY2017から落ち込んでいます。
よくないですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

こちらもキレイな右肩上がりです。
いい感じです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近9.71%です。
合格ラインのボーダー上ギリギリです。惜しいですね。
過去には10%を超えていることもあるので今後に期待です。

最後に、流動比率は2.6倍。
2倍を超えているので文句なしの安定の数字です。

※ちなみに、流動比率とは、安全性を分析するための代表的な指標です。
具体的には、「流動資産」と「流動負債」の金額を比較することによって企業の短期的な支払能力(安全性)を簡易的に見ます。

カシオ計算機の今後をまとめると

うーん、わるくはないですがパッとしませんね。
特に直近数字が落ちてきているわりに株価だけが堅調で、個人的には欲しいとは思えませんでした。

気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。

では、次行きましょう!

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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