
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は日本航空【9201】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
日本航空(9201)とはどんな会社?
日本航空(読み方:にほんこうくう)は、国内・国外で航空運送関連業を営んでいます。主に定期および不定期航空輸送サービスや貨物の取扱いを行っています。またリゾートホテル経営や旅行企画販売なども営んでいます。
JAL(Japan Airlines)ですね。
お馴染みの航空会社です。
以下はWikipediaより引用。
日本航空株式会社法が、1953年(昭和28年)に施行されてから、日本のフラッグ・キャリアである。
国際線は東京国際空港(羽田空港)や成田国際空港、関西国際空港を拠点に、アジアや欧米、オセアニアに、国内線は東京国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)、新千歳空港などを拠点に幹線からローカル線まで、幅広い路線網をもつ。世界的な航空連合である「ワンワールド」に加盟している[7]。日本では全日本空輸と並ぶ主要な航空会社である。
JALグループ再編の一環として2004年に日本航空株式会社から「日本航空インターナショナル」に社名変更し、国際線と一部の国内線を担当する会社として発足したが、のちに国内線の多くを担当する日本航空ジャパンを吸収合併したことにより、JAL便の運航を受け持つ単一の事業会社となった。2010年1月に会社更生法の適用を申請、更生手続の過程で持株会社「株式会社日本航空」や金融事業会社「ジャルキャピタル」などを吸収合併した。グループを代表する中核事業会社として、一般には旧持株会社同様、日本航空、日航、JAL(ジャル)と通称される。
また、JALの機内食の豆知識をひとつ。
2011年から「JALの新しい機内食」と題し、日本の厳選された食材をふんだんに取り入れた機内食メニューを展開するほか、スープストックトーキョー、たいめいけん、モスバーガー、吉野家、日清食品といった日本企業とのコラボレーション企画を行うなど、日本品質のサービスに力を入れている。
一部区間を除く国際線と国内線ファーストクラスで提供されており、メニューは路線や機内クラスによって異なる。
国際線では通常の機内食のほかに、糖尿病食や低カロリー食、低たんぱく食等の特別食や、ヒンドゥー教やイスラム教、ユダヤ教徒やベジタリアンなどのための機内食、12歳以下の子供用や幼児用の機内食も用意されている。
これらの特別機内食を希望する場合は事前の予約が必要である。
そんな日本航空、社長は植木義晴氏。
現在の社員数は31,986人(連結)です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は4,000円前後です。
取引単位は100株なので、40万円程度で日本航空の株を所有することが可能です。
決して安くはありませんが、日本株を買うのはこのくらいお金がかかります。
日本株って本当に高いですね。ちなみにアメリカ株は1株単位で売買できるので10,000円前後で買える株がゴロゴロあります。
日本航空のPER(株価収益率)は、現在10.58倍。
10倍前後なので、かなり割安のラインです。
いいですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.75%です。
日本株の中では結構な高配当ですね。
いい感じです。
日本航空の株主優待は、100株で国内線の全路線が半額になるチケットが年に1回もらえます。
東京から九州で大体50,000円なので、その半額25,000円分が浮きます。
362,200円で25,000円なので実質利回りは約7%です。
国内線を毎年必ずのる人にとっては悪くないかもしれません。
ただ、この株主優待券ヤフオクで4,000円前後で売っています。
過去の長期のチャート
上場は、2012年9月19日です。
比較的堅調です。
2016年には大きな押し目を作っています。
絶好の押し目買いのポイントでしたね。
直近1年のチャートはこちら
こちらは、パッとしません。
「ザ・レンジ」という方向感ない動きですね。
日本航空の売上高は?
ほぼ横ばいに見えますが、実は比較的堅調です。
わるくはありません。
日本航空のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは微妙です。
右肩上がりではないですね。
長期投資に適したEPSはしっかりの右肩上がりであることです。
このEPSの推移はそれとは違います。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がりです。
BPSはバッチリです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
合格ラインの10%を超えています。
過去も軒並み優秀な数字です。
これは意外でした。
おそるべしJAL。
一気に欲しくなりました。
流動比率は1.73倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
日本航空の今後をまとめると
わるくはない銘柄です。
PERが低く、高配当で、数字の伸びもわるくない。
そして、ROEがかなり高めなのが決めてです。
そして、国内飛行機50%オフの株主優待券もいいです。
結構ほしいかもしれない、と個人的にも思いました。
でも、航空業界ってウォーレン・バフェットが投資して(USエアウェイズ)大火傷したんですよね。
こんな名言もあります。
「ある団体のフリーダイヤルを番号を教えてもらいました。 もしどうしても航空会社の株を買いたくなったら、そこに電話して 『ウォーレンと申します。アルコホリック(アルコール依存症)ではないのですが、エアロホリック(航空株依存症)なんです』 と言うのです。 電話に出てくれた係の人が、きっとなだめてくれるでしょう」
うーん、迷いますね。
とりあえず僕は様子見です。