気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はNTTドコモ【9437】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
NTTドコモ【9437】とはどんな会社?
NTTドコモは、移動通信事業会社です。携帯電話、衛星通信、無線LANサービスなどを提供する他、携帯電話関連機器などの販売も手掛けています。
以下、Wikipediaより引用。
株式会社NTTドコモ(エヌティティドコモ、英語: NTT DOCOMO, INC.)は、携帯電話等の無線通信サービスを提供する日本の最大手移動体通信事業者である。日本電信電話株式会社(NTT)の子会社。TOPIX Core30の構成銘柄の一つ。
1968年に日本電信電話公社が移動体通信サービスポケットベルを開始した事がNTTドコモの起源となる。電電公社民営化後の1990年、政府の措置として日本電信電話株式会社から移動通信事業の分社化が決定し、1993年7月の分社化とともに「NTTドコモ」のブランドでサービスを行なっている。東京証券取引所などに上場する公開会社であるが、NTTが発行済株式の6割強を所有しており、同社の連結子会社である。NTTドコモはNTTグループの営業利益の7割を稼ぎ出す。「日本電信電話株式会社等に関する法律」(NTT法)は当社には適用されない。
「”docomo”」の名称は「”Do Communications over the Mobile network”」(移動通信網で実現する、積極的で豊かなコミュニケーション)の頭文字を綴ったものである。2015年(平成27年)1月からのブランドスローガンは「いつか、あたりまえになることを。」。
ドコモ、知らない人はいない日本を代表する会社ですね。
そんなNTTドコモ、社長は吉澤和弘氏。
現在の社員数は26,564人(連結)です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は2,918円前後です。
取引単位は100株なので、29万円程度でNTTドコモの株を所有することが可能です。
高いですね。
1つの銘柄に対して29万円は高すぎます。
やはりこれでは、日本のサラリーマンが気軽に投資しようとは思えません。
NTTドコモのPER(株価収益率)は、現在16.22倍。
15倍前後なので適正ラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、現在4.11%です。
いいですね!
日本株の中では、かなりの高配当です。
株主優待はありません。
過去の長期のチャート
2000年をピークに、その後は大きく下落。
現在まで停滞が続いていましたが、2012年から少しずつですが上昇しはじめています。
ちなみに、上場来最高値は2000年の8,860円。
ITバブルの頃ですね。
上場来最安値は2012年の1,173円です。
直近1年のチャートはこちら
なんかスゴいチャートですね。
コロナショックで下落したのですが、すぐに急反発。
前回高値を大きく超え、その後再びジリジリ下げています。
NTTドコモの売上高は?
ほぼ横ばいですに見えますが、直近を除くと実は堅調。
わるくはありません。
NTTドコモのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらはFY2018までは堅調。
その後はジリジリ下げています。
まあまあです。
BPS(1株あたり純資産)の推移はこちら
こちらは緩やかですが堅調です。
いい感じです。
NTTドコモのROEは?
ROE(株主資本利益率)は直近11.06%です。
いいですね。
多くの日本企業が10%以下であえぐ中、10%をしっかり超えてきているので高ROEといえます。
ドコモが10%を超えているのは意外でした。
NTTドコモの今後をまとめると
最近auやソフトバンクにおされている印象をうけるドコモですが、数字はそこまでわるくはなかったです。
配当も高いし、わるくはない銘柄です。
ただ、個人的に投資をするならKDDIの方が総合的に優っているなと感じました。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。