気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は王子ホールディングス(3861)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
王子ホールディングス(3861)とはどんな会社?
王子ホールディングスは紙、パルプ、紙加工品を製造しています。
パルプ・紙の国内最大手で、世界でも大手の企業です。
主製品には新聞用紙、洋紙、包装用紙、板紙などを含みます。
また、紙おむつなどの衛生紙製品も製造しています。
さらに同社は、国内および海外に多数植林地を有し、社有林の経営、木材販売、不動産関連事業なども営んでいます。
王子製紙などの企業を傘下に持ちます。
そんな王子ホールディングス(3861)、現在の社員数は36,144人です。
さすが大企業ですね。
現在の株価とPERは?
現在の株価は521円前後です。
取引単位は100株なので、5万円前後で王子ホールディングス(3861)の株を所有することが可能です。
これなら初心者でも気軽に買えますね。
そして、王子ホールディングス(3861)のPER(株価収益率)は、現在11.05倍です。
15倍以下なので割安ですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.3%です。
高配当とまではいえませんが、そこそこあります。
そして、王子ホールディングスの株主優待はありません。
過去の長期のチャート
うーん、バブル期の下落以降、方向感がないですね。
直近1年のチャートはこちら
こちらは下落トレンドです。
とくに2019年8月に大きく下げ、まだ回復しきれていません。
王子ホールディングス(3861)の売上高は?
いいですね。
キレイな右肩上がりです。
王子ホールディングス(3861)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらFY2015、2016に大きく落ち込んでいるのが気になります。
ただ、その後しっかり回復しているのは評価できます。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
まあまあですね。
ただ、キレイな右肩上がりではありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近7.67%です。
合格ラインを下回っています。
今後に期待ですね。
最期に、流動比率は1.16倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
王子ホールディングス(3861)の今後をまとめると
うーん、いまいちパッとしませんでした。
個人的に今すぐ欲しいという銘柄ではないです。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。
では次、行きましょう。