気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は太平洋セメント(5233)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
太平洋セメント(5233)とはどんな会社?
太平洋セメントは、セメントや石炭石などの工業資材を製造・販売しています。
また、不動産・ゼロエミッション(廃棄物再利用)・輸送業なども営んでいます。
同社は中国および米国に海外工場を有しています。
セメント業界で最大手の企業です。
そんな太平洋セメント(5233)、現在の社員数は13,055人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,800円前後です。
取引単位は100株なので、38万円前後で太平洋セメント(5233)の株を所有することが可能です。
うーん、一つの銘柄に30万オーバーなんですね。
ちょっと高いです。
そして、太平洋セメント(5233)のPER(株価収益率)は、現在12.08倍です。
15倍割っています。
低PERですね。割安です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.58%です。
そこそこは配当があるといった印象です。
そして、太平洋セメント(5233)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
うーん、方向感がないですね。
直近1年のチャートはこちら
軟調ですね。2018年の10月に底を打ってそこからしっかり反発しています。
太平洋セメント(5233)の売上高は?
横ばいにも見えますが、実は堅調です。
わるくはありません。
太平洋セメント(5233)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは微妙です。
キレイな右肩上がりではありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはいい感じです。
しっかりとした右肩上がりです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近10.18%です。
合格ラインの10%をギリギリ超えています。
最後に、流動比率は0.94倍です。
こちらは1倍を割っているので少しだけ心配です。
太平洋セメント(5233)の今後をまとめると
日本を代表する企業です。
ただ数字がパッとしませんでした。
「ほしい」と思わせるキラリと光るものもありません。
個人的には買いたいと思えませんでした。
気になる方は詳細四季報などでチェックしてみて下さい。