気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は荏原製作所(6361)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
荏原製作所(6361)とはどんな会社?
荏原製作所は、空気・水力ボンプを製造しています。
主製品には消火・水中・燃料用ポンプならびにタービンやボイラを含みます。風水力事業を中心としています。
また、廃棄物処理プラント、排ガス処理装置など半導体・環境関連製品も製造しています。
エバラとも呼ばれます(荏原って漢字読みにくいですもんね)
そんな荏原製作所(6361)、現在の社員数は16,270人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,360円前後です。
取引単位は100株なので、33万円前後で荏原製作所(6361)の株を所有することが可能です。
一つの銘柄に30万円は高いですが、日本株はこんなものでしょう。
そして、荏原製作所(6361)のPER(株価収益率)は、18.77倍です。
20倍前後なので適正ラインです。
個人的には少しだけ割高に感じます。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.79%です。
高配当とまでいえませんが、そこそこはあるという感じですね。
そして、荏原製作所(6361)の株主優待はありません。
過去の長期チャート
軟調ですね。
2000年のピークから下げて、安値圏で推移しています。
直近1年のチャートはこちら
2018年は軟調で、年末に底を打ち、しっかり反発しています。
他の多くの日本株と同じ動きですね。
荏原製作所(6361)の売上高は?
荏原製作所(6361)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらはパッとしませんね。
微妙です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
いいですね。
こちらはしっかりと右肩上がりです。
長期投資をするなら理想的なBPSの伸びです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近6.6%です。
合格ラインの10%には満たないものの、日本株の中では意外と健闘しています。
今後に期待です。
流動比率は1.7倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
荏原製作所(6361)の今後をまとめると
うーん、パッとしません。
わるくないけどよくもないです(歯切れ悪くてすみません)。
「垢抜けない銘柄」といったところでしょうか。
個人的にも投資したいとは思えませんでした。
次、行きましょう。