気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はセコム(9735)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
セコム(9735)とはどんな会社?
セコムは広範囲にわたる警備サービスを提供しています。
同社の製品には。コンピュータ上でも安全保護サービスや家庭用警備システム、在宅医療、介護サービスなどを含みます。また損害保険業や不動産関連の事業を行っています。
以下はWikipediaより引用
警備サービス業国内首位の株式会社で、狭義のサービス業として時価総額国内トップクラスであり、共に東証1部に上場している業界2位の綜合警備保障のおよそ7倍、3位のセントラル警備保障のおよそ99倍の規模を擁する。日本初の総合的警備保障会社である。セコムグループは、日本国内の他、海外21の国と地域に事業展開している。
そんなセコム(9735)、現在の社員数は54,648人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は9,415円前後です。
取引単位は100株なので、94万円前後でセコム(9735)の株を所有することが可能です。
うーん、高いです。
一つの銘柄に90万円オーバーは高すぎです。これでは投資初心者が気軽に買うことができません。
そして、セコム(9735)のPER(株価収益率)は、現在22倍です。
20倍を超えているのでどちらかといえば割高です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.7%です。
高配当とまではいきませんが、少しはあるという感じです。
そして、セコム(9735)の株主優待は「換気扇(レンジフード)とキッチンの専門清掃サービス」や「防災セット」の割引が受けられます(1万円オフ)。
詳細はセコムのIR情報をご覧下さい。
うーん、タダならまだしも、割引だけならまったくいらないですね。
優待目的で保有する銘柄ではないです。
過去の長期チャート
1999年に一気に上場来最高値まで上昇して以降はパッとしませんでしたが、ここ数年でじわじわと上昇してきています。
いいですね。
直近1年のチャートはこちら
コロナショックで大きく下げましたが、その後はしっかり反発しました。
回復力が強い銘柄ですね。
セコム(9735)の売上高は?
右肩上がりです。
売上は1兆円を超えました。
いいですね。
セコム(9735)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらもしっかり右肩上がりです。
いい感じです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
いいですね。
キレイな右肩上がりです。
すばらしいです!
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.61%です。
合格ラインの10%はギリギリ超えられませんでしたが、それでも日本株の中では優秀な数字です。
過去を見ても9%台がずらりと並んでいます。
かなり優秀な経営をしていることが分かります。
最後に、流動比率は2.44倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
セコム(9735)の今後をまとめると
各数字の伸びがよかったです。
そしてROEも比較的高水準でした。
いいですね!
優良銘柄です。
個人的にも少し気になっています。
ただ、少しPERが高めなのがネックです。
セコム、気になる方は四季報などもチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)