気になるアメリカ株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はウォルマート(WMT)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
ウォルマート(WMT)とはどんな会社?
ウォルマートは、小売スーパー・チェーンです。
ディスカウントストア、スーパーセンター、および住宅隣接型の店舗を経営しています。
ディスカウントストアとスーパーセンターではアパレル、家庭用品、小型家電、エレクトロニクス製品、金具類などを提供しています。
他の店舗ではフルラインのスーパーマーケット商品と限定雑貨を販売しています。米国をはじめ世界各国で事業を展開しています。
世界最大のスーパーマーケットチェーンであり、売上額で世界最大の企業です。
社員数は220万人です。
すごい社員数です。
これは、名古屋市の人口に匹敵する数字です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は122.94ドル前後です。
1ドルから買えます。やはりアメリカ株は初心者にも優しいですね。
素晴らしいです。
そして、ウォルマート・ストアーズ(WMT)のPER(株価収益率)は、現在23.69倍です。
20倍を超えているので少し割高ですね。
配当利回りは?
配当利回りは、1.76%です。
高配当とまではいえませんがそこそこありますね。
ウォルマート(WMT)の長期のチャート
2000年代に入ってからは横ばいだったのですがその後上昇しています。
それにしてもすごいですね。
1972年にNY証券取引所に上場していますが、そこから今まで保有していれば約20万%(!!!)上昇しています。
48年前に100万円投資していれば20億円近くになっています、、
すごい、、アメリカンドリームですね、、
直近1年のチャートはこちら
コロナショックもなんのそのです。
一時下落しましたが、しっかりと反発して前回高値を更新しています。
非常に力強いチャートですね。
ウォルマート(WMT)の売上高は?
いいですね。
しっかり右肩上がりです。
売上高は5,000億ドルを超えています。
さすが世界最大のスーパーマーケットです。規模がものすごいです。
※訂正 グラフの単位は100万円ではなく100万ドルです。
ウォルマート・ストアーズ(WMT)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは右肩下がりだったのですが、直近FY2020にドンと上がっています。
うーん、あまりよくないですね。
キレイな右肩上がりが理想です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
FY2019からガクッと下がってしまっています。
うーん、今ひとつですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは20.28%です。
さすがです。高ROEですね。
超優秀です。日本株買うのがバカらしくなるレベルです。
最後に、流動比率は0.79倍です。
こちらは1倍を割っているので少し心配です。
ウォルマート(WMT)の今後をまとめると
とにかく規模が大きい世界的な企業です。
そんな売上額世界一の企業に1万円前後で投資できるのはアメリカ株の魅力です。
各数字の伸びはイマイチですが、ROEも高いしわるくはない銘柄です。
気になる方はアメリカ四季報やIRなどをチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。