急落の理由はシェアハウス融資!スルガ銀行【8358】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はスルガ銀行【8358】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

スルガ銀行とはどんな会社?

スルガ銀行は、静岡県および神奈川県や東京都を中心に関東地方で銀行業を営んでいます。
同行は預金・貸出・為替などのサービスを提供しています。
また、リースや信用保証、クレジットカードなどの金融サービスも行っています。

代表取締役社長は米山明広氏です。

そんなスルガ銀行、現在の社員数は1,950人です。

現在の株価は?

現在の株価は994円前後です。
取引単位は100株なので、10万円前後でスルガ銀行の株を所有することが可能です。

10万円ならば、比較的投資もしやすい価格帯ですね。
とはいえアメリカ株は1万円、2万円で投資できる銘柄ばかりなので、そう考えるとまだまだ敷居は高いですが。

スルガ銀行のPER(株価収益率)は、現在10.93倍です。
10倍前後なので、どちらかといえば低PERです。
割安ですね。

配当利回りは、2.11%です。
日本株の中ではそこそこ高配当の部類です(あくまでもそこそこです)。

スルガ銀行の株主優待はありません。

スルガ銀行の長期チャート

レンジだったのですが、2013年から盛り上がってきて、しばらく高値圏を推移したあと、直近急落しています。

スルガ銀行といえば、「かぼちゃの馬車」を中心とした融資の問題が取り沙汰されています。

Wikipediaより引用

投資向け不動産に対する融資が地方銀行の新たなビジネスモデルとして脚光を浴びる中、スルガ銀行は、2014年以降、急成長していたスマートデイズとその投資家に対する融資に傾倒するようになる。

スマートデイズは2012年設立のシェアハウスであり、タレントのベッキーをCMに起用し、敷金・礼金不要の女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を中心に、首都圏で約900棟のシェアハウスを展開していた。
「『家賃0円・空室有』でも儲かる不動産投資」との触れ込みで、個人投資家らに購入させたシェアハウスを一括で借り上げ、家賃を入居状況に関わらず保証する「サブリース」の形態を取っており、投資家オーナーは約700名に上った。
その大半が銀行で多額の融資を受けて、長期の賃料収入を保証され、返せると踏んで、1棟あたり数千万円から数億円の割高な価格で物件を購入していた。

しかし、入居率が低迷し、2017年10月以降、水道光熱費の滞りが発生、オーナーに保証した家賃を減額し、2018年1月には完全に家賃の支払いがなくなった。そして、同年4月に民事再生法の適用を申請した。

事業破綻を受け、シェアハウス投資家の大半が融資の返済が困難となったことを受けて、被害弁護団が設立され、スルガ銀行に全容解明と金銭消費貸借契約(融資契約)の撤回を要求したが、スルガ銀行は「答えられない」と回答。

弁護団長の河合弘之は、「スマートデイズとスルガ銀行が組み、被害を受けたという事件の本質を認めない。銀行としての責任に全く欠ける対応」と非難した。

ここからがさらに問題です。

スマートデイズは、セミナー等を通じて集めた、シェアハウスオーナーに関心を持つ会社員らにメーンバンクであるスルガ銀行での融資を勧め、提出させた通帳の写しの預金残高が少なかった場合には、写しを改竄するなどの手口で、貯蓄や所得を水増しした上で、投資家にスルガ銀行の横浜市内の支店を通じて、融資を受けさせていた。
金融庁は、スルガ銀行の審査体制の問題だけでなく、通帳の写し改竄などの過程でスルガ銀行側も結託していた可能性を指摘している。

金融庁は、2018年3月16日、スルガ銀行に対して報告徴求命令を出し、実態の解明、報告を命じた。

さらに続けて、金融庁は、同行役員がシェアハウス融資の過程で、不正行為に関与していた可能性があるとして、同行への緊急立ち入り調査を開始した。

朝日新聞は、地方の投資用マンションを一棟買いする別の不動産業者が絡む融資案件でも、預金額や年収の水増しなどの不正が発覚したと報じている。

2018年5月15日、スルガ銀行により中村直人弁護士を委員長とする第三者委員会が設置された。

同日、スルガ銀行が横浜東口支店、渋谷支店、二子玉川支店を対象とした社内調査の結果を公表。「かぼちゃの馬車」を含むシェアハウス向け融資が2,035億円(顧客数1,258名)に上ることを明らかにした。

このネガティブなニュースを受け、株価は大きく下落しています。

直近1年間の短期チャート

短期で見ると、はっきりとした下落トレンドです。

スルガ銀行の売上高は?

いい感じです。右肩上がりですね。

スルガ銀行のEPS(1株当たりの利益)の推移です。

微妙ですね。
FY2017まではしっかり上昇していましたが、FY2018に急落しています。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

こちらはキレイな右肩上がりです。
いい感じですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは6.06%です。
合格ラインの10%には届いていません。
過去には10%を超えているので今後に期待ですね。

スルガ銀行の今後をまとめると

低PERで高配当の銘柄です。
ただ、数字の伸びもそこまで良くはありませんでした。

銀行全体の未来も気になるところです。
個人的には銀行の将来については懐疑的です。
ますます生き残りをかけた戦いが激化すると思われます。

そう考えると、スルガ銀行、個人的に投資をしたいとは思えませんでした。

日本株にはほかにも投資をしたくなるような銘柄が隠れています。
次、見ていきましょう。

今井バフェット

今井バフェットアメリカ株長期投資家

投稿者プロフィール

アメリカ株に長期投資をしている33歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、アメリカ株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

■投資履歴
2015年5月スタート

毎月10万円を目標に資産を入れていく予定。
評価損は気にせず長期で投資していきます

今までに投資をした総額金額。
2015年
5月:1,300,000円
6月:2,500,000円
7月:2,600,000円
8月:2,700,000円
9月:2,800,000円
10月:4,350,000円
12月:4,900,000円
2016年
1月:5,300,000円
2月:5,550,000円
4月:5,700,000円
5月:6,050,000円
6月:6,150,000円
7月:6,400,000円
9月:6,500,000円
10月:6,800,000円
11月:7,250,000円
2017年
2月:8,500,000円
7月:9,100,000円
9月:9,300,000円

現在の保有銘柄(2017年11月)
■エルブランズ(LB) 489株 約2,500,000円
■メーシーズ(M) 810株 約2,000,000円

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