ガソリンスタンドの店員が10億円もの大金を貯金できた理由
- 2016/2/11
- お金の話
- 今井バフェットの1億円への道
皆さんはこの話をご存知でしょうか?
ガソリンスタンドの店員がコツコツ株式投資で9.7億円の遺産を残す
http://markethack.net/archives/51959378.html
要約すると、アメリカのバーモント州で一生ガソリンスタンドの店員や百貨店の掃除夫などの仕事をして生計を立てていた92歳の男性が他界し、その遺産を調べたら、時価にして9.7億円もの株券が出てきて、全米がビックリという話。
「こんなマンガみたいは話あるのかよ!」
ということで、今回は、92歳で10億を貯めるにはどうすればいいか、実際に考えてみました。
実はこれ、僕が46歳までに1億円を貯めたい方法と同じなんです。
あなたが10億を貯める具体的な方法
例えば、私が30歳で資産ゼロからどうやったら10億を貯められるか、考えてみました。
毎月60,000円を投資にあてます。
で、年間8%で運用します。
(もちろん年間20%を超えるくらい増える年もあるでしょうし、資産が減る年もあるでしょう。)
ちなみに、年利8%というのはS&P(アメリカの全体的な株の平均)の平均利率です。
決して不可能な数字ではありません。
こつこつ毎月60,000円を貯めていくと年間で720,000円の貯金ができます。
まずは、60歳までのシミュレーション
なんとか資産が8,000万円超えました。
これだけあれば老後は安泰ではないでしょうか?
でも、10億なんて夢のまた夢みたいです。
ところが、ここからの伸びがすごい
では、92歳までを見て行きましょう。
なんと、92歳できっちり10億円超えました。
これが、加速度をつけて資産が増えていくということです。
投資をするかしないかで10億に達成するかどうか、人生が劇的に変わります。
そして今回のもう一つのポイントは時間
時間を味方につけるとこれほどまで伸びます。
長生きはするものですね。
80歳までしか生きられなければ4億どまりです(それでも十分すごいですが)
実は僕の投資計画もこのような感じです。
時間を味方につけてバイ・アンド・ホールドで少しずつ資産を増やしていく。
やるかやらないかは自分自身です。
50年後僕がどうなっているか?
過去のS&Pと同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを出せれば保有資産は10億を超えます。
一方、そうはならない場合、僕の老後はみすぼらしくなるでしょう。
これは神のみぞ知ります。
今後の世界経済の成長はどうなるか?
今後の世界はどうなっていくと思いますか?
ただ、世界人口は増え続け、資本主義は今後も拡大を続けていくと考えているのであれば投資はチャンスです。
先進国では高齢化が進んでいますが、世界レベルでみるとまだまだ人口増加は止まりません。
ここにさらなる需要の種があるのだと考えます。
ということで、今後も積極的にアメリカ株への投資を続けていきたいと思います。
いわゆる人生を賭けた実験のようなものですね。
無理せずゆっくり行っていきます。
1年で資産を2倍という必要はないんです。
そんなことをしなくても10億は不可能ではないんです。
そう考えるとラクになりますね。
10億を使いきらなかったこのガソリンスタンド店員は不幸な人生だったのか
最後に、この10億を貯めて亡くなったロナルド・リード氏について、「金貯めて貧乏なくらしをして死んで不幸な人生だった」という批判コメントが目立つようですが、僕はそうは思いません。
お金を持っていても質素な生活を続ける人はたくさんいます。
尊敬するウォーレン・バフェットもそうです。
ウォーレン・バフェットはいまだにオマハの一軒家で質素な生活をしています。
やはり人生の充実を測るのはお金ではなく別のものです。
しかし一方で我々は日々給料を得るために人生の大部分を費やしています。
充実した人生とはなんなのか?考えさせられる記事でした。