気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はJFEホールディングス(5411)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
JFEホールディングス(5411)とはどんな会社?
JFEホールディングスは、川崎製鉄とNKKとの合併によって設立された会社です。
同社は鉄鋼製造および総合エンジニアリングサービスの提供などを行う子会社を運営しています。
中核のJFEスチールは粗鋼生産国内2位、世界でも10位圏内です。
西日本製鉄所(福山、倉敷)は世界有数の規模を誇ります。
以下はWikipediaより引用
社名のJFEは日本(Japan)、鉄鋼(鉄の元素記号Fe)、エンジニアリング(Engineering)を組み合わせたものであり、また日本を代表する未来志向の企業グループ(Japan Future Enterprise)を意味する。
なんか、かっこいいですね。
そんなJFEホールディングス(5411)、現在の社員数は59,460人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,299円前後です。
取引単位は100株なので、13万円前後でJFEホールディングス(5411)の株を所有することが可能です。
20万円以下で購入できる日本株です。日本株の中では普通の価格帯ですね。
そして、JFEホールディングス(5411)のPER(株価収益率)は、5.92倍です。
10倍を割っているのでかなり割安です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、現在7.31%です。
え? なんと7%を超えています!!
凄まじい高配当ですね。
そして、JFEホールディングス(5411)の株主優待は100株で工場見学ができます(多数の場合は抽選)。
詳細はこちら(JEFホールディングスのIR情報)をご覧下さい。
工場見学好きにはいいかもしれませんが、それ以外の方はあまりグッとくるものがありませんね。
優待目的で買う銘柄ではありません。
過去の長期のチャート
2007年をピークに大きく下落しています。
こういう動きをする同業界(鉄鋼業)の日本株、多いですね。
この時のピーク時から一時は約6分の1程度にまで落ちてしまっています。
600万円投資していた人が100万円になってしまった計算です。おそろしい。。
直近1年のチャートはこちら
下落トレンドです。
2019年の8月にいったん底を打って少し反発しましたが、直近再び下げ始めています。
JFEホールディングス(5411)の売上高は?
うーん、キレイな右肩上がりではありません。
グラフ上だとFY2016とFY2017に大きく下がっているようにもみえますが、下限が3兆3,000億円なのでそこまで大きく動きはありません。
JFEホールディングス(5411)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらはFY2016にガクッと下げましたが、徐々に回復してきています。
思ったほどはわるくはありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
うーん、パッとしませんね。
こちらもそこまでわるくはないのですが、右肩上がりではありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.48%です。
合格ラインは超えられませんが、比較的健闘しています。
最後に、流動比率は1.49倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
JFEホールディングス(5411)の今後をまとめると
日本を代表する大企業であることはまちがいありません。
なんといっても7%を超える高配当は魅力です!
ここまでの高配当ということは数字がめちゃくちゃ悪いんだろうなと思いましたが思ったほどはわるくなかったです。
株価も現在大きく下げていることですし、買うタイミングとしてはわるくないなと感じます。
個人的にもウォッチしていきたい銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。