高配当の鉄鋼メーカー!新日本電工【5563】の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は新日本電工【5563】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

新日本電工とはどんな会社?

新日本電工(読み方:しんにっぽうでんこう)は、鉄筋合金、シリコンメタル、工業用化学品などを製造しています。
また、南アフリカからフェロクロムを輸入しています。同社は新日本製鐵の系列会社です。

代表取締役社長は白須達朗氏です。

そんな新日本電工、現在の社員数は957人です。

現在の株価は?

現在の株価は338円前後です。
取引単位は100株なので、3万円前後で新日本電工の株を所有することが可能です。

いいですね!
3万円で買えるのでかなり気軽に買うことができます。

新日本電工のPER(株価収益率)は、現在7倍です。
こちらも10倍を割っているのでかなりの低PERです。割安ですね。

配当利回りは、2.96%です。
いいですね。日本株の中では高配当の部類です。

新日本電工の株主優待はありません。

新日本電工の長期チャート

2008年をピークに盛り上がりましたが、その後は収束。
方向感がないチャートになっています。

ちなみに、上場来最高値は1985年の1,490円です。

直近1年間の短期チャート

2018年2月に大きく下げています。
この時期、日経平均も大きく下げたので同じような動きですね。

新日本電工の売上高は?

うーん、方向感なしです。
なんともいえません。

新日本電工のEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらもなんともいえません。
マイナスの年度もあります。
むしろ良くないです。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

こちらも横ばい。
長期投資の理想的な右肩上がりとは程遠いです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは12.11%です。
合格ラインの10%を超えています。

ただ、過去をみると「たまたま?」な気もするので楽観もできません。

売上高比率はこんな感じ

合金鉄(フェロアロイというそうですね)が7割を超えており、これが主力となっています。

最後に流動比率は3.42倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

新日本電工の今後をまとめると

うーん、微妙です。
PERが低く、配当が高い点は魅力です。
ですが、その他の数字がまったくよくありませんでした。

無理をして投資をする銘柄ではありません。

日本株には思わず投資をしたくなるような銘柄が他にたくさんあります。
次、見ていきましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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