日清食品ホールディングス【2897】の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は日清食品ホールディングス【2897】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

日清食品ホールディングスとはどんな会社?

日清食品ホールディングスは、即席ラーメンの先駆者です。
もともと創業者の安藤百福によってインスタントラーメンの草分けのひとつである「チキンラーメン」が開発されました。

チキンラーメンおいしいですよね!
たまに食べたくなります。

カップ麺は2006年に明星食品子会社化で国内シェア5割を超えています。

そんな日清食品ホールディングス、現在の社員数は12,539人です。

現在の株価は?

現在の株価は8,200円前後です。
取引単位は100株なので、82万円前後で日清食品ホールディングスの株を所有することが可能です。

うーん、かなり高いですね。
一つの銘柄に80万円オーバーは初心者ではなかなか手がでません。

日清食品ホールディングスのPER(株価収益率)は、現在49.17倍です。
50倍近いのでかなり割高ですね。
それだけ期待が高い企業ということでしょうか。

配当利回りは、1.33%です。
日本株の中では普通ですね。

日清食品ホールディングスの株主優待は100株で3,000円相当の商品詰め合わせがもらえます。

「何だよ!こんなの」と思いますが、実際に届いたら嬉しかったりします。
一人暮らしの男性には特にありがたいです(僕も結構カップラーメン好きです)。

日清食品ホールディングスの長期チャート

 

長期でみると上昇トレンドです。
長期投資が報われている良い銘柄ですね。

直近1年間の短期チャート

 

2019年の5月に大きく下落したのですが、その後底を打ち、そこからは大きく回復しています。

日清食品ホールディングスの売上高は?

FY2018までは右肩上がりです。
FY2018には売上高5,000億円を超えています。
ただ、直近FY2019には少し凹んでいるのが気になります。

日清食品ホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

同じくFY2018までは堅調です。
FY2019に落ち込んでいます。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

こちらもEPSと同じような動きです。
FY2018までは良かったのですがその後落ち込んでいます。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは5.2%です。
「ザ・日本株」というような低ROEです。
残念ですね。
過去を見ても合格ラインにはまだ届きそうにありません。

最後に流動比率は1.1倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

日清食品ホールディングスの今後をまとめると

うーん、期待していたのですが思ったほどよくはなかったです。

PERもかなり高いし、その割にROEが低く、長期投資したいなとは思えませんでした。
いくら株主優待の魅力があるといっても80万円以上出すほどでもありません。

チキンラーメンをはじめ素晴らしい商品をたくさん世に出している会社ですが、無理をして投資する銘柄ではありません。

次、見ていきましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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