音通【7647】の今後の株価を分析してみた
- 2019/12/11
- 今井バフェット
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は音通【7647】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
音通とはどんな会社?
音通(おんつう)は、100円均一店「フレッツ」や食品スーパー「FMART」といった小売り事業、飲食店を対象としたカラオケ機器の賃貸・販売、コインパーキングやスポーツジム「JOYFIT」の運営と幅広く手掛けている会社です。
売上の大半は小売り事業が占める。
特に、FCで出店しているスポーツジム「JOYFIT」は収益柱の一つになっており、中期的に積極出店を計画しています。
「JOYFIT」、よく街で見かけますね。
そんな音通、現在の社員数は218人です。
現在の株価は?
現在の株価は28円前後です。
取引単位は100株なので、2,800円前後で音通の株を所有することが可能です。
めちゃめちゃ安いですね!
3,000円以下で買えるのでかなり敷居が低いです。
音通のPER(株価収益率)は、現在算出できません。
配当利回りは、0.86%です。
日本株の中では普通ですね。
音通の株主優待は”5,000株以上”で3,000円相当のギフト商品が年に2回届きます。
ただ、そばとかうどんとかそうめんとかの乾麺で、送られてくる商品の実売価格(Amazonとかの)は1,200円程度だそうです。
音通の長期チャート
2005年、2006年の大きなピークを迎え、その後大きく下げて以降はパッとしない展開が続いています。
直近1年間の短期チャート
株価がかなり安いので、かなりジグザグなチャートですね。
軟調な展開です。
音通の売上高は?
FY2016をピークにしっかりと下げてしまっています。
音通のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらは方向感がない推移ですね。
長期投資の理想とする右肩上がりではありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらも方向感ありません。
微妙です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは0.41%です。
低い!
話になりません。
最後に流動比率は1.5倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
音通の今後をまとめると
数字の伸びも良くないし、ROEも低すぎです。
投資したいとは思えませんでした。
気を取り直して次、見ていきましょう。