今回は、2016年2月に最も値下がりした日本株を見てみます。
大きく値下がりした銘柄には今後大きく回復したときに利益をもたらす銘柄もあるはずです。
今回見ていくのは日経平均株価の組入銘柄に限定しました。
対象を広げすぎると株価急落したベンチャーがそのままあっさり倒産なんてことにもなりかねません。
2016年2月の下落率ランキングを見ていきましょう
こちらがTOP5
第1位 トクヤマ −40.68%
第2位 太平洋セメント −33.91%
第3位 ふくおかフィナンシャルグループ −30.16%
第4位 りそなホールディングス -28.84%
第5位 千葉銀行 -27.00%
そして6位以下はこちら
第6位 東ソー -25.57%
第7位 DOWAホールディングス -25.40%
第8位 神戸製鋼所 -25.22%
第9位 IHI -25.20%
第10位 旭硝子 -25.03%
日銀の黒田総裁によるマイナス金利導入により、銀行株が打撃を受け、軒並みランクインしています。
トップのトクヤマとは、日本の大手総合化学工業メーカーです。
【番外】その他ランキングで気になる銘柄
第11位 マツダ -24.85%
第12位 新生銀行 -24.19%
第14位 パナソニック -24.14%
第16位 野村ホールディングス -23.98%
第17位 三井住友フィナンシャルグループ -23.97%
第21位 スズキ -23.15%
それぞれ、以前株価分析をしたものが多いです。
大きく下げているので長期で持ちたい人にはチャンスかもしれません。
はじめての個別株投資。パナソニックの株は買いなのか?今後の株価を長期予測。
2016年、高配当でおすすめ!三井住友銀行の今後の株価見通し
トヨタ自動車との提携交渉で話題!2016年のスズキの株価を分析してみた
株式投資は割安な値段で買うことが大事
アメリカ株は、優良株を厳選して買うことも大事ですが、なにより大事なのは可能な限り安値で買うことです。
この点、メアリーバフェットも著書「バフェットの銘柄選択術」で指摘しています。
バフェットによれば、市場のコンセンサス通りに投資を行うのは、その銘柄を高値で買うことに等しい。
市場の誰もがその銘柄に見向きもしなくなった時こそ投資を決断するチャンスである。
好材料が出たからといって即、買ってはならないのだ。一般の投資家は好材料が出ると書い、悪材料が出ると売るものだ。
しかし、好材料が出た時点で投資をすると、結局のところ、それを織り込んだ高値で買うことになる。割安な水準で買いたいのであれば、じっと悪材料と待つべきなのだ。
上記に挙げた銘柄の中には、日本株全体の下げにつられて過ぎてる銘柄があるかもしれません。
うまく見つけられれば「絶好の安値」で買えるチャンスです。
気になる方はチェックしてみてください。